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キュリアと謙次 さんじゅうきゅうかいめ!

 キュリアが落ち込んでから立ち直るまで、しばし時間がかかりました。その間、謙次はあることを考えていました。
 キュリアがだいたい立ち直ってきて言いました。
「さて、こんなことで落ち込んでいても意味ないし……」
 当たり前だ。キュリアは続けて言います。
「そろそろ食器も洗わないとなぁ」
 すると謙次は、
「なあ、キュリア」
「ん? 何、謙次」
「えーと、お前が食器を洗っている間、先に家に戻ってゲームしてていいか? 俺弱くて、お前に迷惑かけてるし」
 何を言い出すんだこの居候は。
「いいけど……」
 キュリア、お前も甘やかしすぎだろ。
「でも、一人になると危ないんじゃないかな? もし謙次の言ってた悪魔のようなモンスターが謙次をこの世界に連れてきた張本人だとしたら、謙次は何されるか分からないよ」
 キュリアの言葉を聞いて、謙次は唾をのみました。そして答えます。
「ああ、分かってる」
 分かってて言ってるのかよおい! 死ぬ気でゲームするのか!!
「……危険だと分かっていて行くんだね? 私は謙次の身に何があっても責任取れないよ?」
 キュリアが真剣な顔つきで答えます。
「……分かってる」
 かなり弱弱しく、謙次は答えます。本当に大丈夫か、コイツ。
「……分かった。連れていくよ」
 連れて行くのかい!! コイツはゲームしたいだけだし、一人にすると危険なんだろ!?
 キュリアは続けて言います。
「まあ、どうせ時空系魔法を使えるようなのが犯人だとしたら、私なんかで太刀打ちできないしね」
 時空系魔法が使えるのは、超上級者だもんな。
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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