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キュリアと謙次 さんじゅうにかいめ!

↓ ただいま2:06。遅れてすみませんm(_ _)m ↓


 キュリアと謙次は、昨日訪れたスーパーに着きました。
「一応目的は、謙次の服とご飯なんだけど、4階のゲーム売り場を見ていこうか?」
 キュリアが訊きました。謙次は、
「ああ、いいよ」
 と答えました。キュリアの家には小さな女の子がやるようなゲームしか置いてないですしね。謙次も自分好みのゲームを買ってほしいでしょうね。
 まあ、ゲームをやらなくていいなら買ってもらう必要もないわけですけど、キュリアは無理やりゲームをやろうとしますし、しょうがないでしょう。
 エスカレーターを上がり、4階に着きました。ゲームコーナーは、4階の角の方にありました。
 ゲームコーナーに入って、謙次は置かれているゲームソフトを見ていきます。当然、どれも知らないゲームですし、ゲーム機も謙次の元いた世界にあったものとは全然別物です。
(そりゃあ異世界だもんな。俺の好きなシリーズがこの世界にあるわけないか)
 そう思っていると、キュリアに訊かれます。
「謙次はどんなゲームが好きなの? アクション? パズル?」
「え? ……俺はアクションかな。キュリアは?」
「私は特にこれと言ってないけど、しいていえばパズルかな。アクションやRPGはひとの家でしかやったことないし」
「そうなのか」
「うん。じゃあ謙次、好きなソフトを選びなよ。私が買ってあげるよ」
「え!? いいの!?」
 謙次の眼が光りました。キュリアは答えます。
「うん、いいよ。ただしマジシャンズのソフトじゃなきゃだめだよ」
「マジシャンズ?」
「ゲーム機の名前だよ。私、それしか持ってないから。何買うか決めたら言ってね」
「わかった。それじゃあここにあるアクションゲームをいろいろ見てから決めるよ」
 そう言って、謙次はアクションゲームのコーナーに移動しました。
 キュリアはゲームコーナーから一度出ました。周りを見ると、ガイがこちらに向かってきていました。
「おいおいキュリア、服と食い物を買いにきたんじゃなかったのか?」
「そのつもりだったけど、ついでに謙次が楽しめるゲームを買ってあげようかと思って」
「……まあ、お前の家にあるやつじゃ楽しめないだろうしな、しょうがないか」
 うんうん、しょうがないしょうがない。
「ところで……」
 ガイはまじめな口調でキュリアに言いました。
「『あの事』はまだ謙次に言っていないのか?」
「うん。……謙次のためにも言わない方がいいと思って」
 え? 『あの事』って一体何のことなの?
「そうか。……だがいずれバレるぞ? 第一お前、さっきのことを謙次になんて言い訳したんだ?」
 さっきのこと?
(作者:①赤髪のおっさんがいきなりキュリアを攻撃したこと。②赤髪のおっさんがキュリアを『ジェノサイド』と呼んだこと。③ガイがキュリアの代わりにおっさんの相手をしたこと)
 うーん、……じゃあ③で。
(作者:いや、これクイズとかじゃねえから! 3つとも正解だから!)
 ガイの問いに、キュリアは答えます。
「何も訊かれなかったよ」
「マジか。何か聞くだろ普通」
「そうだよね。私も不思議に思った。……それと、このことはいずれバレるけど、それでもまだ謙次に言いたくないんだ」
「……そうか」
 ガイがそう言ったときでした。
「キュリア、俺このゲームにしたいんだけど」
 謙次がゲームのパッケージを持ってきました。
「いいよ、じゃあレジに行って買ってくるよ」
 そう言って、キュリアは謙次の持つパッケージを手に、レジに向かいました。
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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