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キュリアと謙次 きゅーかいめ!

↓ ねみぃ ↓


 キュリアたちがトランズ島に帰ると、そこには一人の女性と一人の少女がいた。
「帰ってきたわね、キュリア」
 女性の方が言った。その女性は長い黒髪で、目を閉じ両手を合わせています。年齢は20歳ぐらいでしょうか?
「マリエル、シーノ、来てたんだ」
 とキュリアが言いました。どうやら女性の方がマリエルで、少女の方がシーノみたいです。
 シーノと呼ばれた少女は、だいたい年齢が14歳ぐらいに見える、赤髪の少女です。
「ごめんね、ちょっと買い物にいっててさ」
 キュリアはそう言って頭をかきました。シーノは、
「問題ないさ。私たちも今来たところだよな、マリエル」
「ええ。……あら、そこの子は?」
 マリエルが謙次をみて言いました。キュリアは、
「どうやら異世界からきたみたいなんだ。ね、謙次」
「あ、ああ」
 とりあえずうなずく謙次。そう聞くとマリエルはこう言いました。
「そう。私はマリエル。そしてこの子はシーノ。私は孤児院をやってて、この子はそこの孤児のうちの一人よ」
「シーノだ。よろしくな、謙次」
「あ、ああ。よろしく」
 謙次はおどおどしながらそう言いました。マリエルは、
「それで、その子をしばらくあなたの家で生活させるというわけね、キュリア」
 そう言われてキュリアは、
「うーん、……まあ、あてもないだろうし、……それでいいよね、謙次」
「え? あ、ああ」
 始めからそのつもりでいた謙次は、拍子ぬけたような返事をしました。
「それでマリエル、何の用なの?」
 キュリアが訊きました。それに対し、マリエルはこう答えました。
「ちょっと時間が空いたからね、あなたと勝負をしにきたのよ、オバサン」
 オバサン? え? 誰それ? キュリアのこと?
 マリエルがそう言ってから約1秒後、キュリアの目の前に突如現れた漆黒の球がマリエルに向かって勢いよく飛んで行きました。
 するとマリエルの体がオレンジ色のオーラに包まれました。漆黒の球はそのオーラに触れると、跡形もなく消え去りました。
「マリエル、誰がオバサンだって?」
 キュリアは笑顔で聞きました。ただし、キュリアの顔には筋肉で作られた怒りのマークが濃く浮かんでいます。
「ふふ、あなたよ、キュリア」
 マリエルがそう言うと、瞬時にキュリアの着ていた青い着物が漆黒の鎧に変わりました。
 変わった直後、二人は互いにすごい勢いでぶつかり合いました。
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