FC2ブログ

キュリアと謙次 ななかいめ!

↓ これの更新日の閲覧者が増えてる気がして、ちょっとうれしい/// ↓


「謙次、何か食べたいものある?」
 スーパーに入ってすぐ、キュリアが尋ねます。
「いや、特には……」
「うーん、じゃあ今日はカレーにしようかな?」
 そう言って、キュリアはカレーの材料になりそうなものや、他になにかめについた物をカゴの中に入れていきます。
 外は車が走っていなかったため、ここが謙次の元いた場所とは違うということを少しは感じさせました。しかし、この世界のスーパーの中と謙次の住んでいたところの近くにあるスーパーの中とはほぼ同じなので、ここでは全くここが異世界だということを感じることができませんでした。
「キュリア、なんか俺、ここが異世界だということが信じられなくなってきたよ。スーパーの中も俺がいた世界のとほぼ同じだし、今考えればこの世界にスーパーがある時点で驚くべきだったかな」
「へえ、そうなんだ。私も少し信じられなくなってるかな。さりげなく『スーパー』とか『交差点』とか『飛びマーク』とかの言葉を説明なしに出してるけど、謙次はみんな分かってるみたいだし」
「いや、『飛びマーク』は知らないよ。さっき聞きそびれたけど、一体『飛びマーク』とは何なんだい?」
「そうだね……。空を飛んだり、空から下りたりする場所かな。ほら、街中でいきなり人が飛んだり、自分の目の前に突然人が下りてきたりしたらびっくりするよね?」
「魔法がある世界でも、そういうのでびっくりするんだ……」
「まあね。法律とかで規制されてるわけではないんだけど、飛びマークから滞空魔法を使うのが常識かな?」
「へえ」
「さて、買うものはそろったからレジ済ませてくるよ。ちょっと向こう側で待っててくれる?」
「ああ」
 謙次はそう返事して、レジのないところを通って、買った食料品を袋詰とかする台に移動しました。
(……ほんと、こういうところは俺のいた世界とそっくりだな)
 そんなことをずっと考えながら、謙次はキュリアを待ちました。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR