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キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうろっかいめ!

ケーケー「偽トロ購入! これでぷよぷよの対戦を動画として残せるよ!」
イノブン「そのために4万円もぶっぱなす、お前の気がしれないがな」
ケーケー「でも対戦を振り返って色々見直すことができるし、すごく使えるよ、コレ!」
イノブン「ねぇ。何なの? 振り返りや見直しが必要って、ぷよぷよは学校のテストか何かなの?」


<前回のあらすじ>
 フェニックスが最期の攻撃を仕掛けた、その時……、
(どういうことだ!? この気配は、キュリア!? なぜこんなところに!?)
 目の前にキュリアの気配を感じ、攻撃を止めてしまいました。
 急展開。


<本編>
 少し時を戻します。
 フェニックスが蘇生し、謙次との第二ラウンドが始まった後のことです。
 この戦い。およそ全ての人類は、フェニックスに希望を寄せていました。
「相手は未来を予知できる! つまり何でもできる!」
「だが、フェニックスだったら……!!」
「世界最強だもんな! 絶対に勝ってくれるさ!」
「逆にフェニックスが負けたら、世界はどうなるんだ……」
 そんな感じで、この戦闘に関するニュースはすでに全世界に伝わっており、世界中の人たちがフェニックスを応援していました。
 フェニックスが勝つことに、希望を抱いていました。
 約一名を除いては。
「ねぇ、アンタたち、冷静に考えてみなよ」
 フェニックスと謙次を覆うバリアのすぐ外。
 キュリアは、ナンバー4の3人に向かって、そう言いました。
「フェニックスがさっき生き返るのに使ったアレ、『魔法』だよね? 謙次は今、呪文すらも扱えるんだよ? 蘇生魔法もそうだし、その他厄介な魔法・呪文も使ってくると思う。フェニックスに勝利を期待するのは、本当に今私たちがやるべきことなの?」
「……だったら、どうするでござるか?」
 キュリアの発言を聞き、ナンバー4の1人、空間を操る魔法の使い手、テルモトは振り返らずに言いました。
「この世界には、フェニックスより強い人はいないわよぉ」
 同じくナンバー4の1人、時間を操る魔法の使い手、アルラウネは言いました。
「……なので、今は私たちの未来を、フェニックスさんに預けるしか、フェニックスさんに期待するしかないと思いますよ」
 同じくナンバー4の1人、存在を操る魔法の使い手、ミカエルは言いました。
 全うな人間であれば、この3人の言うとおり、フェニックスに期待するしかないでしょう。
 光速を超えたスピードで正確に行動できる。そんな最強のモンスターを越える存在は、この世には居ないのですから。
 もしフェニックスが死んでしまった場合、世界が終わるのです。
 それを防ぐためには、謙次を倒すしかない。……それが、普通の考え方でしょう。
 しかし、キュリアは違いました。
 キュリアは、フェニックスに、……そして謙次にも死んで欲しくないのです。
 キュリアはクオリア障害のせいで、普通の人と比べかなり仲間想いです。
(作者:クオリア障害はこの時代特有の精神障害です。出生時からありとあらゆるものの見方や感覚等が狂っており、キュリアの場合は痛みを苦とせず、『オバサン』のような軽い文句を相当忌み嫌うような、おかしな感性をしています)
 そんな感性でも、大人になる前から相当真人間になるための努力を積んで、一般人に見られるよう演技してますからね。
(作者:そのため、キュリアは仲間以外の人が傷ついたり殺されたりしても何も感じませんが、仲間が傷ついたり殺されたりすることは極度に嫌います)
 そんな感性をしているので、キュリアにとっては謙次を倒して欲しくも、フェニックスに負けて欲しくもないのです。
 だからこそ、キュリアだけが冷静になって考えることができました。
 フェニックスは謙次に勝てない、と。
 そうなると、やるべきことが変わってきます。
「私を、謙次の目の前にワープさせて。謙次を、……説得してみる」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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