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キュリアと謙次 よんひゃくにじゅうさんかいめ!

<前回のあらすじ>
 フェニックスの理論では、今回の戦い、呪文が鍵となるようです。
 魔法はレベル1、個体能力はレベル2、バージョン変化はレベル3、そして呪文がレベル4。この世界で使える特殊能力にはこのような序列が付けられており、レベル4の呪文を使えばレベル2の謙次の予知能力を封じることができる算段です。
 しかし、フェニックスが呪文を使うということは、全回復呪文『リヴィル』の使用回数を減らすことにもつながります。そうすると、フェニックスが蘇生できる回数がゴッソリと減ることでしょう。
(……さて、どのタイミングで使おうか)
 フェニックスは考えます。


<本編>
 フェニックスは何度も何度も殺され、蘇生を繰り返しました。
 その中で一つ、気付いた点があるようです。
(謙次の未来予知では、僕らが使う『先読み』のような相手の思考を読むようなことはしていないはずだ。確定ではないけど、『先読み』で謙次の思考を読んでいる限りは、そう思える)
 『先読み』とは、文字通りの先読み術ではなく、相手の顔色を伺って思考を読む技術のことです。フェニックスはこの『先読み』に長けており、戦闘だけでなく政治面においてもこの『先読み』を活用することで、汚職・犯罪率の低下につなげてきました。
 今回は、この先読みを使い、謙次の未来予知の内容を読んでいたようです。
(彼の未来予知は、その正確性を過信して未来を算出している気がする。僕の思考に関係なく、僕が出した魔法、僕の行動だけを予知して、対策を練っている感じだ)
 フェニックスの考えていることが分かりにくいですが、どうやら謙次の未来予知がフェニックスの考えていることまで考慮していないことが重要みたいです。
(謙次は僕の思考を読まずに対策を取るはずだから、呪文で予想外の攻め方をすれば謙次に一撃入れることができるはずだ! ならあとは……)
 そこまで考えて、フェニックスは魔法『フェニックスツイスター』を発動させます。無限に無限魔法を繰り出す体当たり攻撃です。
 この魔法も、謙次の壁生成魔法と絶対防御呪文『コンリュード』によって阻まれるわけですが、その魔法を使われる前の謙次の顔を見たフェニックスは、
(……読めたぞ! 今謙次が予知している未来を!)
 そう思い残し、謙次に殺されました。
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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