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キュリアと謙次 さんびゃくはちじゅうにかいめ!

ケーケー「1TBのSSD買ったけど、ドライバーやネジ持ってなくてまともな設置ができずにいる」
イノブン「もうちょっと事前に調べてから物買おうな」


<前回のあらすじ>
 謙次だけが家にいるさなか、マスコミが襲来。
 フェニックスが助け舟に入り、マスコミを撃退。
 その後、フェニックスは謙次に、マスコミについて語るだけ語りました。


<本編>
「じゃあ、もうすぐキュリアも買出しから戻るだろうし、僕も今から用事があるから帰るよ」
 そう言って、フェニックスは立ち去りました。
 もうすぐキュリアは戻ってくる。フェニックスはそう言っていましたが、それまで謙次は独りです。
 先ほどまではフェニックスと会話していたため、マスコミの質問について考えることもしませんでしたが、
『答えてください! あなたはキュリアのことをどう思っているのですか!? ジェノサイドが犯した許されざる罪について、どう思っているのですか!?』
 その質問は、なるべく考えないようにしていたものでした。大犯罪者であるキュリアと生活を共にするだけでなく、命の危機が迫った時には手を差し伸べる関係である謙次。
 なぜキュリアに手を差し伸べるのか? キュリアの大虐殺をどう思っているのか?
(……大虐殺については、絶対に許されないことだと思っている)
 では、なぜその上でキュリアに手を差し伸べるのか?
(……これは、どうなんだろうな。もしかしたら、今の生活のためかもしれない。学校に行く必要がなく、メシも勝手に出てきて、ゲームもやり放題。そんなぐうたらした生活のために、俺は……)
 謙次はそう考えていましたが、あることに気づきます。
 聖室庁裁判所のゲームに挑戦していたときのことです。このゲームに負けたらキュリアの処刑が確定する、そんな重要なゲーム。
 キュリアが誤った選択をし、敗北しそうになった時のことです。
『ダメだキュリア!! ボタンを押すな!!』
 個体能力が覚醒し、キュリアの未来を知った謙次は、キュリアの誤った行動を制止しました。
 この時は無心で、キュリアを助けたいがために謙次は動いていたのですが、今思うとその理由について考えたことはありませんでした。
 なぜ、謙次は動いたのでしょうか? キュリアが殺されると、今のぐうたら生活が崩れ去るからなのでしょうか?
 そう考えた時、謙次は理解しました。
(違う! ただ単純に、……俺はキュリアが、……好きなんだ)
 無心で手を差し伸べるような行動を取る際、下心などは生じる余地もありません。
 謙次は損得勘定で動いたのでは決して無く、単純にキュリアを失いたくないがために、動いていたのです。
 今、謙次が感じた『好き』という感情が、友情的な意味であるのか恋愛的な意味であるのか、本人にも分かりません。もしかすると、両方の意味で好きなのかもしれません。
 その真実に気づくと同時に、謙次は一抹の不安を覚えました。
(今年だけでも、少なくとも2回は、キュリアは命の危機に瀕している。……だとすると、今後はどうなるんだ?)
 大犯罪を犯し、いつ殺されてもおかしくないキュリア。大好きなキュリアをいつかは失うかもしれないという不安を、謙次は覚えたのです。
 この不安を解消するには、確かめるしかありません。
(俺には、未来予知の能力がある。今までは何故か未来を見ることが怖かったが、この期に本格的な未来予知でもしてみよう)
 そう考え、謙次は初めて、自主的に未来予知を行います。
 その行動が災いをもたらすことに気づかずに。


<あとがき>
ケーケー「キャラに『好き』とかそういう感情を描かせる際、どういう風に書けば違和感ない内容になるかが悩ましくて困ります」
イノブン「くどすぎになりがちだもんな」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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