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キュリアと謙次 さんびゃくはちじゅういっかいめ!

ケーケー「昨日は風邪で更新できず、ご迷惑をお掛けしました」
@kk_puyo:ぷよクロ通ぼ(昨日19時ごろ)
イノブン「このツイートは何だ?」
ケーケー「……昨日は風邪を理由に更新をサボり、ご迷惑をお掛けしました」


<前回のあらすじ>
 マスコミの集団が謙次の家に押し寄せてきました。
 マイクをナイフのように謙次の喉元(口の近く)に突きつけ、次々と質問を投げかけるマスコミ。
 謙次は混乱し質問に答えあぐねているのに、躊躇せず質問を投げまくるマスコミ。
 そこにフェニックスが現れ、マスコミと口論。マスコミを追い返しました。


<本編>
 フェニックスは言います。
「最近、マスコミがキュリアの問題を取り上げようとしてたから、そろそろ何かしでかすかなとは思っていたんだ」
「それで、この家にマスコミがやって来たってことか?」
 謙次は続けて疑問を浮かべます。
「……でも、俺がこの時代に来たのはおよそ1年前だぞ? なんで今更?」
 聖室庁裁判所で世間に謙次の存在が広まったのも、謙次がこの時代に来てから1ヵ月半後。ここ数ヶ月はめぼしいことも起こっていないので、今マスコミが押し寄せる理由は謙次には思い当たりません。
 フェニックスは言います。
「まぁ、謙次が現れたこと自体は政治や芸能のスキャンダルじゃないし、事件性もないから旬のニュースとして取り上げる必要はなかったんだろうね。それに、今回はキュリアに関連して謙次の話題が出た感じだからね」
「キュリアに関連して? ……そういえば、さっきも『マスコミがキュリアの問題を取り上げようとしてた』って言ってたけど、最近何かあったのか?」
 謙次の問いに、フェニックスは少し考えて答えます。
「……まぁ、あったと言えばあったね。先週くらいから、新聞の広告欄やテレビス番組のスポンサー欄に正義の味方が絡む組織の名前があったんだよね」
「……え? 広告とかに名前があった、……だけか?」
「分かりやすく言うと、正義の味方からマスコミに、広告料という名の大金が渡ったわけだよ」
 推測だけどね。と付け足してフェニックスが答えました。
「ま、まるでお金で動いているような言い方だな」
 そう言う謙次に対し、フェニックスはこう返します。
「君は、お金で動かない企業があると思うのかい? ……しかも、そのせいでマスコミの主張は偏るんだよね。どの団体からお金が入ってくるかによって、ね。今回の場合、キュリアは世間体から見て絶対悪なのだけれど、キュリアと生活をともにしているという理由で謙次も悪と決め付けてインタビューしてたからなぁ」
「悪かぁ。……俺自身に関わることだから、何か嫌な気分だなぁ。確かに、今思うと質問内容から悪意を感じられるけどな。……まぁ、大犯罪者のキュリアをサポートしているのは確かだし、悪者と思われるのは仕方ないのかもな」
「……強くなったね、謙次」
 ふと、フェニックスはそう告げ、さらに言葉を続けます。
「たしかに、謙次を悪者と決め付ける人は実際多い。……けど、この時代に飛ばされ、当てのない謙次を保護してくれたから、謙次はキュリアの元に居るわけだろう? それなのに、謙次を絶対悪だと決め付けるのはおかしい。……そう主張する人も多いんだよ」
「そう、……なのか?」
「うん。……なのに、マスコミは謙次を悪だと決め付けた。おそらく、さっき撮影したインタビュー映像もさらに編集して、『自身が犯した罪を自覚しているせいか、何も答えない謙次さん。しかし、悪びれている様子もないため、今後もジェノサイドの右腕となり罪を重ねていくことだろう』などといったナレーションを加えるだろうね」
「……はぁ!?」
 驚く謙次。
「ちょっと待てよ! 俺はただうろたえて、質問に答えられなかっただけだぞ!? なんで罪を自覚とか、わけのわからない話にされるんだよ!?」
「それは君の元いた時代のニュースでもあっただろう? ドキュメンタリー風ならナレーションが入るし、評論家が数人居る番組なら、評論家の言葉として批判される。……根拠も何もないのにね」
 フェニックスの言葉を聞くと、確かに思い当たる節はあります。
「もちろん、謙次の元いた時代のマスコミと今の時代のマスコミとが同じとは限らないけどね。……少なくともこの時代のマスコミはそんな感じさ」
(作者:今フェニックスが言ったように、現実世界のマスコミがここに書いたように酷い存在であるなどと、僕は主張してないですからね。あくまで、この小説内のマスコミは酷いものなんだということを書いているだけですからね)
 ここまで主張を重ねて逃げに走るか。呆れてものも言えない。
 謙次はフェニックスの言葉を聞いて、言います。
「……酷いな。こんなんじゃあ、マスコミなんて必要ないじゃないか」
「……いや、こんなマスコミでも世の中には必要なんだよね」
「……はぁ?」
 突然マスコミの味方をするような発言をするフェニックスに、疑問を呈する謙次。
 フェニックスは理由を説明します。
「マスコミは事実をねじまげたり、主張を偏らせたりすることはあれど、世間のニュースを伝えてくれているんだ。マスコミがないと、世間の見識が狭まり、暴動が起きたりするだろうね。例えば、この世界は僕が独裁を強いているんだけど、その上で暴動が起きないのはマスコミで世間の様子が見れるからなんだ。僕が独裁を強いているのに、世間は平和に見える。だから暴動は起きない。多少事実をねじまげてもいいから、世間の情勢を伝えるマスコミは世の中に必要なんだよ」
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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