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キュリアと謙次 さんびゃくななじゅうさんかいめ!

<前回までのあらすじ>
 クリスマスパーティーという、キュリア・マリエル・ガイの3人組 VS 大勢の正義の味方 の乱戦が行われています。
 相手は大勢とはいえ、ザコの集まりなので対して苦戦することはないらしいです。


<本編>
 パーティーで、彼らは踊る。
 無数に飛んでくる遠距離魔法。謙次たちの目から見ると、数が数なのでとても太刀打ちできないように見えます。
 しかし、キュリアも、マリエルも、ガイも、正義の味方の攻撃をうまく処理していました。
 避けられるものは、避け。
 直撃しそうなものは、別の魔法で相殺し。
 当たってもほぼノーダメージで済みそうな弱い魔法は、無視をしました。
 こうすることにより、3人ともほぼノーダメージで、対圧倒的大多数の戦闘を1時間ほど乗り切っていました。
 ここで、謙次はマリエルも同じ戦闘スタイルであることに違和感を覚えます。
「……あれ? マリエルさんって伝説系の魔力を伴ったバージョン2を展開できるから、他の2人みたいに頑張って避ける必要はないんじゃないのか?」
「自力でそこに気づくとは、流石だな、謙次」
 シーノは言いました。
 最近、戦闘の描写が少なかったかと思うので、用語を今一度確認しておきましょう。
 まず、『伝説系』とは、魔法の属性の1種です。この属性には、『他属性の魔法に衝突すると、他属性の魔力を打ち消す』といった、相手の魔法を打ち消す特徴があります。
 また、バージョン2とは、全身に魔力をまとうことで身体能力を倍加させる特殊な能力のことです。キュリア、マリエル、ガイの中でバージョン2を使うことが出来るのはキュリアとマリエルだけです。なお、キュリアは全身に魔力をまとうだけでなく、魔力で変身する『バージョン3』を使うことが出来ます。こちらは、バージョン2の上位互換です。
 2つ用語を解説したところで、シーノの説明に移ります。
「たしかに、マリエルの普段の戦闘スタイルは、バージョン2で伝説系の魔力をまといながら戦うというスタイルだ。全身に伝説系の魔力をまとっているから、マリエルに魔法は効かない。だから、普段の戦闘スタイルで行けば、マリエルはキュリアやガイみたく敵の魔法を避ける必要がないのは確かだ」
「じゃあ、なんでその戦闘スタイルで行かないんだ?」
「そうだな。……その理由は2つある。まず1つは、伝説系の魔力を使うと、魔力消費が激しいからだ」
「そ、そんなに魔力消費が激しいのか?」
「ああ。どんな魔法を使うかにもよるが、普通の魔法の約10倍は魔力を消費するらしい」
「10倍!? そんなに消費するのか」
「バージョン2でまとう魔力を伝説系にすると、マリエルの場合1時間ともたずに全魔力を消耗する。マリエルは他の2人の数倍は魔力を持っているらしいが、それでも1時間が限界だ。長期戦には向かない」
「なるほどな」
「2つ目の理由だが、……これは、キュリアがバージョン3に変身していない理由と同じだ」
「本当だ、キュリアもか。……でも、キュリアは弱い正義の味方と戦う時は、使う必要がないからってバージョン3に変身せずに戦うしな」
「……そう、それが2つ目の理由だ」
「……まさか」
「『使う必要がない』。バージョン2やバージョン3は使い続けるだけで魔力を消耗するらしい。あと、……あいつらは、この戦闘をなるべく楽しみたいらしいからな」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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