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キュリアと謙次 さんびゃくななじゅうにかいめ!

<前回のあらすじ>
 クリスマスパーティー。それは、キュリア・マリエル・ガイの3人組 VS 大勢の正義の味方 の乱戦のことでした!
 しかし、ここに参戦する正義の味方はザコばかりらしいです。


<本編>
 キュリア、マリエル、ガイの3人は、多勢の正義の味方と戦いながらも、苦戦するどころか、有り余る余裕をみせつつ応戦していました。
 その様子は、まるでラスボスを倒せるほどに成長したRPG主人公が、ゲーム序盤のザコ敵を相手にするかのよう。
 圧倒的な数で押しても覆すことの出来ない、圧倒的な強さ。それをキュリアたちは持っていたのです。
 しかし、ガイが自分のすぐそばを横切った光弾を見て、声を荒らげます。
「気をつけろ! クリテリオン使いが居るぞ!」


「クリテリオン使い?」
 ガイの言った言葉の意味が分からず、謙次はシーノに尋ねました。
 シーノは答えます。
「クリテリオンは少数対少数の戦いではまず見ることの無い魔法だから、謙次は見るの初めてか」
「……あぁ、クリテリオンって言う魔法があるのか」
「ああ。そのクリテリオンっていう魔法が、さっきガイのすぐそばを通っていった光弾だ。当たってもダメージはないが、強化魔法が打ち消される効果がある」
(作者:criterion。基準という意味の英単語です。大学受験の際に単語帳に書いてあったのですが、ステータスを基準に戻すという解釈で、『クリテリオン。敵のステータス変化を打ち消す』という感じで使ったら良いかなと思ったしだいであります)
 割と『クリテリオン』というカタカナ表記にすると上位魔法みたいなイメージ持てるしな。お前のネーミングの中では割と良い感じじゃないかな。
(作者:えへへ)
 こいつの普段のネーミングセンスが無さ過ぎることまで言うと、余談がとまらなくなるから黙っておこう。
(作者:え? 何か言った?)
 いや、なんにも。そろそろ本編に戻りましょう。
 今説明したとおり、『クリテリオン』は当たると強化魔法などのステータス変化が全て解除されます。
「でも、キュリアたちって強化魔法なんか使っているのか?」
 謙次の質問に対し、シーノは説明します。
「キュリアって、私たちとは桁違いの身体能力があるだろ? あれは、強化魔法によるものなんだ。人間の物理的な身体能力には限界がある。だが、体を鍛えていくと次第に魔法による補助作用が働き、結果、身体能力に限界が無くなり、際限なく強くなることができるわけだ」
「だからキュリアはあんなに強いのか。……確か、鉄の剣でキュリアに切りかかっても、皮膚が傷つくだけで済むくらいにあいつの体は硬いんだっけ?」
「その体の硬さは強化魔法によるものなんだ。今説明したとおり、キュリアは意識することなく強化魔法をつかっていて、あの身体能力を得ているんだ。……だが、クリテリオンを喰らえば、その強化魔法が打ち消され、キュリアでも私並みに非力になる」
「なっ!? それってメチャクチャやばい魔法じゃねぇか! キュリアを俺たち並みの強さにする魔法ってことだろ!?」
「ああ。……一時的にな」
「……一時的に?」
「ああ。クリテリオンを喰らえば、強化魔法が打ち消され弱体化する。……ただ、強化魔法を掛けなおせば元に戻るわけで、2,3秒もすれば自然に元の強さに戻る」
「短っ!?」
「あと、弱体化するといっても強化魔法が打ち消されるだけで、飛行魔法も攻撃魔法も防御魔法も使えるから、少数対少数の戦いだと全くと言っていいほど役に立たないわけだ」
「……じゃあ、なんでガイさんはクリテリオンを警戒してるの?」
「相手が多数だと話は変わってくるからさ。クリテリオンを喰らったら、普段ならかすり傷程度のダメージで済む魔法も、致命傷になりかねないくらいに体が弱体化するからな。どんなに弱い敵の攻撃も、2,3秒の間必死になって避けることになる」
「……でも、2,3秒で済むんだよな」
「ああ。実際、クリテリオンを喰らってもあいつらなら死ぬことは無いと思う。ただ、わずかにだが命の危険が出てくるから、警戒してるだけだ」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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