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キュリアと謙次 さんびゃくごじゅうろっかいめ!

ケーケー「ついに第5問、最終問題です」
イノブン「超難問なんだよな」
ケーケー「そのとおり、第4問までと比べて、遥かに難しい問題となっております」
イノブン「……して、今回はそのヒント回か?」
ケーケー「いいえ。第5問は難しいので、いつも以上に冗長に行こうと思います」
イノブン「多分、読者は魔法でバトルしてる回を期待してると思うのだが……」
ケーケー「それはそれ、これはこれだから」
イノブン「どれだよ」
ケーケー「つまり、ヒントに行く前に、まずは触りを今回やろうかなと」
イノブン「ふむ」
ケーケー「それでもって、次かその次あたりにヒントを入れようと、そういう考えです」
イノブン「……うん。でも、イノブンの考えとは違うかな」
ケーケー「どう違うの?」
イノブン「とっととクイズ編終わらせて、バトル編を展開しろ!」
ケーケー「そういわれましても、次なにやるか、まったくアイデアがないんですよ~!」
イノブン「はぁ!? ふざけるな!! とっとと考えろ!」


<前回のあらすじ>
【第5問】
 13枚の金貨がある。この中の1枚がニセモノであり、その1枚を特定したい。
 本物の金貨は全て同じ重さであるが、ニセモノの金貨だけ重さが異なる。ただし、ニセモノの金貨が本物の金貨と比べ、軽いか重いかは分かっていない。
 3回だけ天秤を使い、ニセモノの1枚を特定しなさい。


<本編>
 謙次は考えました。
(どうせ、この問題も画期的な解決法を思いつかない限り解けないようになっているんだろ)
 確かに、これまでの問題は全てそうでした。
 第1問では、帽子を数字に置き換え、自分より上の段にいる人たちの回答から自分の帽子が特定できる画期的な解決法で正解しました。
 第2問では、『答えられない』という情報から自分の帽子の色を特定する画期的な方法で正解しました。
 第3問では、第2問で用いた手法を発展させ、一見複雑な難問を3パターンで考える画期的な方法で正解しました。
 第4問では、送る側と受け取る側との両方で鍵を掛けた後、送る側の鍵を外すことで、受け取る側が鍵を開けられるようにする画期的な方法で正解しました。
 第2問以降、謙次はこれらの画期的な方法を導き出せています。
 しかし、第2問ではお面の人からの2つのヒントがありました。
 第3問も、いうなれば第2問を複雑にしただけの問題です。
 第4問は、ヒントは無いものの十分な時間を掛けて正解に至っています。
 ですが、この第5問はノーヒントです。
 時間も、これまでの問題より難しいわりには、1日も猶予がありません。
(作者:謙次が脱出するには、どれだけでも時間を掛けることができます。しかし、謙次が半ば人質となり捕まっていると、1日も経たないうちにお面の人が宗教活動を始めてしまいます。それを阻止するための期限が、1日未満というわけです)
 このような状態で、これまで通り画期的な方法を考えることができるのでしょうか?
(無理だ……)
 謙次はそう考えました。
(……でも、取りあえず考えるだけは考えないとな)
 さて、長らくお待たせしました。
ここからが第5問の内容になってきます。
(まず、これが金貨か)
 机の上には、13枚の金貨がありました。
 これらは、すべて同じ外見ですが、どれか1枚が重さの異なるニセモノです。
 謙次は、1枚ずつ金貨を手に取り、13枚の金貨を触ってみました。
(……持ってみた感じだと、重さの違いが全然分からないな。……試しに、天秤に6枚ずつ乗せてみるか)
 机の上には、金貨のほかに天秤とメモ、ペンがありました。
 メモとペンは、天秤と金貨を触ってひらめいたアイデアを書き留めるためのものなので、この問題で鍵となるのは天秤の方です。
 謙次は、天秤の片方に6枚、もう片方に6枚の金貨を乗せてみました。
 しかし、
(……釣り合ってる、よな? 本当にこの金貨、重さの違いがあるのか?)
 謙次は、いぶかしげながらも残った1枚の金貨を取り替え、天秤に載せました。
 すると、
「……ああ、これなら分かるな」
 天秤は、目で見て分かるレベルで傾きました。
(……ん? 待てよ)
 謙次は考えます。
(今俺、2回しか天秤を使ってないよな? ……でも、ニセモノは明らかに今俺が乗せたこの1枚だ)
 確かに、謙次の言うとおりです。
 13枚中12枚を乗せたところ、天秤は釣り合いました。
 しかし、残った1枚を入れ替えて乗せると、天秤は傾きました。
 ニセモノは、残った1枚です。
(……この問題、案外簡単にクリアできるかもしれねぇ!)
 謙次は、そう考えていました。
 しかし、その考えが全くの的外れなものであることを、謙次は思い知るのでした。
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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