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キュリアと謙次 さんびゃくごじゅうごかいめ!

ケーケー「ようやく最終問題です」
イノブン「やっとか。ようやく終わるのか。これで、減りに減った閲覧者数も回復するといいが」
ケーケー「……え? 減ってるの?」
イノブン「最盛期は週平均5人来てたけど、現状のカウンターを見てみ」
ケーケー「……5人来てる日が一日もない」
イノブン「最近の話って、ミカエルと何気ない1日を過ごしたり、クイズに延々と取り組んだり、イマイチ熱気が足りないんだよね」
ケーケー「うぐっ。……でも、クイズ編は前々からやりたかったし……」
イノブン「好き勝手だな。このキュリアと謙次は、いつから何でもアリの読者に配慮の無い内容になってしまったんだ」
ケーケー「最初からだよ」
イノブン「……」
ケーケー「たしか、200回目あたりが最盛期だった気がする」
イノブン「……ごめん、イノブンがどうかしてたわ」


<前回のあらすじ>
 謙次が最終問題である第5問に挑戦することになりました。


<本編>
【第5問】
 13枚の金貨がある。この中の1枚がニセモノであり、その1枚を特定したい。
 本物の金貨は全て同じ重さであるが、ニセモノの金貨だけ重さが異なる。ただし、ニセモノの金貨が本物の金貨と比べ、軽いか重いかは分かっていない。
 3回だけ天秤を使い、ニセモノの1枚を特定しなさい。


「……というのが、第5問だ」
 お面の人は言います。
「第5問のクリア条件だが、今言った主旨のゲームを5回行ってもらい、それに1回も間違えずに正解すればクリアとする」
「5回も!?」
 謙次は驚いて言いました。
 それに対し、お面の人はこう返します。
「5回このゲームを行い、全問正解することができれば、13枚のうちどの金貨がニセモノであっても答えが分かるとみなせるのだ。すなわち、クイズに正解したと言えるわけだ」
「……よく分からないけど、難しそう」
「ああ、このクイズは非常に難しい。その代わり、ゲームに挑戦するまでは、この部屋で自由に過ごしてもらって構わない」
 お面の人は言いました。
 第5問に挑戦するにあたって謙次が連れられてきた部屋は、これまでのような質素さや暗さがなく、物がたくさん置いてあり、明るい部屋でした。
 部屋に入って謙次がまず目をつけたのは、右手奥にあるドリンクコーナーと本棚でした。
 ドリンクコーナーは、ファミレスのドリンクバーのようになっており、本棚にはたくさんの漫画の単行本が入っていました。
「ドリンクや漫画は、追加で欲しい種類があれば、ダイニングテーブルの上においてある端末で注文すれば、いつでも買ってきてやろう。あの端末は、元の世界にあるほぼ全ての商品を網羅している。特に、食事だな。元の世界の有名店のメニューをおよそ再現した食事も提供できる。つまり、いつでも好きな時に、美味しい食事が食べれられるというわけだ」
 何そのうらやましい空間。
 今お面の人が言ったダイニングテーブルの他に、テーブルと机がそれぞれ1個ずつありました。もう1つのテーブルは、左手奥にあるテーブルで、謙次が好きそうなゲームが置かれていました。
 机は、正面にありました。
 その机には、1個の天秤と、13枚の金貨が置かれていました。
「あれが、このクイズの主旨となる天秤と金貨だ」
 お面の人は言いました。
「あれは自由に使ってもらって構わない。先ほど説明した端末に、『第5問本番挑戦』というボタンがあるが、そのボタンを押すまではどのように使ってもらっても構わない。13枚の金貨のうち、1枚だけニセモノがあるから、実際に使ってみてニセモノの金貨の特定方法を考えてもらえばよい。必要があれば、同じ机の上に乗っている紙とペンも使うと良い。それでも整理しきれず、解答に行き詰まったら、美味しい食事を注文するなり、ゲームで遊ぶなりして、気分転換して脳をリフレッシュすると良い。実際、リフレッシュした後クイズに臨むと、思った以上の成果が出ることも多々あるからな」
 長い……。
(作者:この問題は、今までの問題よりも遥かに難しいです。実は、このクイズ空間では、回答者がある程度の優位性を保てなければいけないというルールがあるのです。優位性と言うと良く分からないかもしれませんが、例えば、これまで出してきたようなクイズの難易度を遥かに超えた難しいクイズをそのまま出すことができない、といったルールがあります)
 え? じゃあこの第5問も、難しすぎて出せないんじゃ……
(作者:しかし、今回は時間無制限にしたり、脳をリフレッシュできる施設を提供することで、謙次はある程度有利に問題を解けるようになっています。このようにすれば、この空間でも難しいクイズを出すことができます)
 そうなのか。……何か、へりくつな気もするが。
(作者:実際、難しいクイズも長い時間を掛けて、合間にリフレッシュをはさみながら考えれば、案外解けるようなものですよ。このクイズも、謙次のレベルで解けないわけではないと、僕は思っています)
 そうなのか?
(作者:遥か長い時間をかければ、の話ですけどね)
 ……そうして、謙次がこの空間にとどまっていることで、人質にできるわけだな。フェニックスに救出されることがなく、謙次が第5問に正解するまで人質にされる。その間、お面の人の所属する宗教団体は、フェニックスの妨害を受けることなく宗教活動できる。
「せいぜい長い時間をかけて考えることだな、謙次。ただし、次の宗教活動は1日もしないうちに開始すると思ってもらおう。次の宗教活動が始まれば、お前のような人質を増やし、仮にお前がこのクイズに正解したとしてもフェニックスの妨害を受けないシステムが完成する」
「……つまり、あと1日以内に正解しなければならない、ということか」
 謙次はそう言うとともに、思考をめぐらせます。
(……となると、もしかしたら当てずっぽうでクイズに臨んだほうがいいのかもな。だが、5回連続で正解できる確率はとても低いし、もし不正解なら……)
 そう考えた矢先、お面の人は言います。
「もし不正解なら、1生を何も無い空間で過ごしてもらうことになる。その空間からお前を脱出させることは、フェニックスであれど不可能だろう。もし、元の世界に返りたいのであれば、第5問に正解するほかないぞ」
 一呼吸置いて、お面の人は言います。
「あと、このクイズは当てずっぽうでは絶対に正解できないようになっている。もし、ニセモノの金貨を13枚中2枚にしぼれたとしても、当てずっぽうで1枚を選んだらもう片方の金貨がニセモノになるように設定されている」
「な、なんだよそれ!? ニセモノの金貨は勝手に変わるのか!? 卑怯じゃないか!」
 謙次の文句に対し、お面の人はあきれたように言います。
「謙次、お前はゲームに取り組んでもらっているのではない。クイズに取り組んでもらっているのだ。このクイズでは、13枚のうち1枚あるニセモノを3回天秤にかけて特定したら、ちゃんと正解できるようになっている。当てずっぽうが通用しないだけだ」
「そういうことか」
「……では、私は次の宗教活動の準備があるので、これにて失礼」
 そう言って、お面の人は消えてしまいました。
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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