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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうろっかいめ!

ケーケー「生存本能ヴァルキュリアと謙次」
イノブン「今流行のデレステを使ったネタを言ったところで、木曜日更新の罪は消えないぞ」


<前回のあらすじ>
 問題。
 3段の階段と、それに面した小部屋がある。階段に3人、1段ずつ(キュリア・ガイ・マリエルの順に)立ち、小部屋に1人(謙次が)立っている。
 赤と白の帽子が2個ずつあり、それを階段に立っている人には交互に(つまり、キュリアには赤、ガイには白、マリエルには赤の帽子を)被せ、小部屋の謙次には白の帽子を被せた。どの色の帽子を被せられたのか、本人には分からない。ただし、皆赤と白の帽子が2個ずつであることを知っており、階段の上の段からは、下の段の人が被っている帽子が分かる。
ケーケー「つまり、もしキュリアが赤、ガイが赤の帽子を被っていたら、赤の帽子は2個しかないのでマリエルは自分の被っている帽子が白色であることが分かるわけです。マリエルからは、キュリアとガイの被っている帽子の色が見えます」
イノブン「でも、実際はキュリアが赤、ガイは白の帽子を被っているから、マリエルが帽子の色を分かるとは到底思えないんだよなぁ」
 問題のつづき。
 自分の帽子の色以外、答えることは許されない。
 もし、答えた帽子の色と自分の被っている帽子の色とが同じ色であれば、ゲームクリア。
 しかし、そうでなければ全員がゲームオーバーとなる。
 ……さて、この中で1人だけ、自分の帽子の色が分かる人がいる。
 それは一体誰か?
ケーケー「ヒント1。このゲームはどんなに頭の良い人がチャレンジしてもすぐには回答できません」
イノブン「ヒント2。マリエルは回答できません」
 この問題の答えを知りたい方は、今すぐ本編2行目に急げ!


<本編>
「……白」
 しばらくして、ガイが自分の帽子の色を言い当てました。
 同時に、キュリア・ガイ・マリエルの3人は自由に動けるようになりました。
「……正解だ」
 小部屋から、お面の人が出てきて言いました。
 お面の人と一緒に、謙次が出てきてガイに問いかけます。
「ガイさん、どうして帽子の色が分かったんですか!?」
「……ん? どうしてって、簡単な話さ」
 ガイは言います。
「マリエルが答えられなかったからだ」
 ガイの言葉を聞いて、謙次はポカーンとします。
 マリエルは答えられない。それは、小部屋の中でお面の人がヒントとして教えてくれました。
 謙次が困惑する様子をやや楽しみながら、ガイは言います。
「逆に考えてみろ。マリエルが答えられる場合はどういう時だ?」
「どういう時って、……キュリアとガイさんの帽子の色が同じ時ですか?」
「そうだ。キュリアと俺の帽子の色が同じ赤色なら、マリエルの目には赤い帽子が2つ見える。同じ色の帽子は2個しかないと説明されているから、この場合は即座に、マリエルの帽子の色が白だと分かる」
 ガイは、一呼吸置いてこう言いました。
「じゃあ、マリエルが帽子の色を当てられない場合は?」
「それは、さっきの逆でキュリアとガイさんの帽子の色が違う……と、……き」
 謙次はそう言ってから、自分の言った言葉の何かが引っかかったようで、十数秒間、あごに手をつけて考えました。
 その次に、謙次はこう言います。
「……そうか! マリエルさんは今回、帽子の色を答えることができなかった。その場合、キュリアとガイさんの帽子の色はそれぞれ違う色になるんだ! ガイさんはこのことに気づいて、キュリアとは違う帽子の色、『白』と答えたんだ!」
「ご名答」
 ガイの代わりに、お面の人が言いました。
「では、今回はマリエルを元の世界に帰還させよう!」
 お面の人がそう言い放った直後、マリエルは消えてしまいました。
 お面の人は続けて言います。
「……では、第3問に移ろう」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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