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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうよんかいめ!

<前回のあらすじ>
 第1問をクリアし、フェニックスが元の世界へと帰還しました。
 ただ、謙次たちを捕らえているお面の人には、なにやら思惑があるもよう。
 果たして、お面の人の企みは何なのか?
 そんなこんなで、今回から2問目です。


<本編>
「ここが、第2問の間だ」
 お面の人に連れられたのは、またもや階段がある空間。
 ただし、今度の階段は3段であり、その階段の前には前面真っ白の小部屋がありました。
 その小部屋は遠くから見ると真っ白の箱に見えますが、ある程度近づけば白い扉が取り付けられていることが分かります。
「さて、では今から私語は厳禁だ」
 お面の人がそういうと、謙次・キュリア・マリエル・ガイの4人は声を出そうとしても出なくなってしまいました。
「ここでもお前たちには帽子当てゲームをやってもらう。事前の作戦会議の時間は取らないが、お前たちの立ち位置だけは教えておこう」
 お面の人は、階段を指差して言います。
「まず、階段の3段目にマリエル、2段目にガイ、一段目にキュリアに立ってもらう。それぞれ階段を下りる向きに立ってもらうため、自分より下の段の人の帽子しか見ることができない」
 次に、お面の人は小部屋を指差して言います。
「そして謙次、お前はあの小部屋の中で立ってもらう。その中からは外が全く見えないため、他の3人の帽子を見ることも、自分の帽子を見ることもできない。ちなみに……」
 お面の人は、どこからか4つの帽子を取り出し、続けます。
「お前たちに被せる帽子は、赤2個、白2個の計4個のいずれかだ。お前たちが階段に立ち次第、この赤2個、白2個のいずれかの帽子をお前たちに1個ずつ被せていく。その後、自分の帽子の色が分かった者がいたら、一度だけ自分の帽子の色を答えてよい。答えた帽子の色が当たっていれば、ゲームクリアだ。ただし、外れた場合は全員、ゲームオーバーとなる」


「では、ゲームスタートだ」
 お面の人が言いました。謙次は、小部屋の中に居ます。
 ここから外は見えません。自分の帽子の色も分かりません。
「さて、……謙次、お前には回答権は無いから、動いてもしゃべってもいいぞ」
 お面の人の声が聞こえました。……すると、
「え……?」
 謙次は、自由に動けますし、しゃべることもできるようになりました。
 ためしに、自分の帽子の色を確認してみます。
「……白か」
「そうだ。お前は自分の帽子が白であることを知るよしはない。なぜなら、この部屋からは何も見えないし、何も聞こえない」
「……だよな。他の3人の帽子の色が分からないのに、自分の帽子の色が分かるわけないよな」
「その通り。だから、お前だけ動けるようにした。……ちなみに、1段目のキュリアは赤、2段目のガイは白、3段目のマリエルは赤の帽子を被っている」
「なるほど」
「そして、この3人の中で1人だけ、自分の帽子の色が分かる人がいる」
「……ちょっと整理させてくれ。1段目のキュリアは俺と同じく、誰の帽子も見ることができない。2段目のガイさんは、1段目のキュリアの赤の帽子が見える。3段目のマリエルさんは、キュリアが赤、ガイさんが白の帽子を被っているのが見える、ということだよな?」
「……その通りだ」
「じゃあ、誰も自分の帽子の色を答えることはできないんじゃないのか? 俺たちに知らされているのは、赤の帽子が2個、白の帽子が2個あること。例えば、キュリアもガイさんも赤の帽子を被っていれば、マリエルさんは自分の帽子が白であると分かるが、実際にガイさんの被っている帽子は白だ。……こんなの誰も分かるわけないだろ」
 謙次の言葉を聞いて、数秒考えてから、お面の人は言います。
「そう思えるようにできているから、クイズなのだ。この中で1人だけ、自分の帽子の色を当てられる人がいる。……よく考えてみろ」


※下の画像は、言葉では分かりにくい人向け画像です。この中で1人だけ自分の帽子の色が分かる人がいます。それは一体誰でしょう?
C&K 第2問

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好きなゲーム:ぷよぷよ

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