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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうさんかいめ!

 問題。
 10袋、金貨がつめられた袋があります。
 しかし、このうちの1袋は、本物の金貨に似せて作られた偽者の金貨だけが入っています。
 本物の金貨は10gですが、偽者の金貨は1gだけ軽く、9gのようです。
 そこで、電子秤(グラム数が表示される秤)を1回だけ使って、偽者の金貨の袋を特定してください。
ケーケー「本編とは関係のない問題です」
イノブン「ふぅん。1回だけ秤〔はかり〕を使用することができるって書いてあるけど、このあたりが怪しいな」
ケーケー「え?」
イノブン「どうせ、前回の『簡単』な問題と同じような言葉遊びの問題なんだろう?」
ケーケー「いいや、ある方法で金貨の重さを測れば、1回でどの金貨袋が偽者か特定できますよ」
イノブン「え?」
ケーケー「正解は追記にて」


<前回のあらすじ>
 5人がそれぞれ階段に立ち、自分の帽子の色を当てる問題。
 相当な難易度の問題ですが、フェニックスの知恵が働き、見事クリアすることができました。


<本編>
「まずは、第1問クリアおめでとう」
 全員が階段を下り終わったことを確認し、お面の人は言いました。
 瞬間、フェニックスの体が光出します。
 お面の人は続けて言います。
「これでフェニックスは元の世界に帰還することになる」
「……なるほど、つまり僕らは5問正解することで、全員解放されるというわけだね」
 フェニックスの言葉を聞き、お面の人は頷きます。
「左様。お前たちが1問正解する度に、我々は1人選んで誰かを帰還させねばならない」
「……ん? ということは、ランダムで僕らの中から僕が選ばれたんじゃなくて、君たちが僕を選んで帰還させてくれるわけかい? 僕が帰ったら君たちが使うこの奇妙な術を解析して、早々にひっ捕らえるつもりだけど、何で僕をえら……」
 フェニックスは話の途中で言葉をとめました。まるで、何か重大なことに気づいたかのごとく。
 お面の人は言います。
「……気づくのに時間が掛かったようだな、フェニックス。だが、取り合えず……」
 瞬間、フェニックスの姿が消えました。
「妙なことを吹き込まれないうちに帰ってもらおう」
イノブン「……分かった」
ケーケー「ほう」
イノブン「まず、それぞれの袋に番号をつける。袋1、袋2、……、袋10と、こんな感じにな」
ケーケー「うん」
イノブン「それぞれの袋から、番号に対応した枚数の金貨を取り、秤に載せる。袋1からは1枚、袋2からは2枚、袋10からは10枚といった感じに袋から金貨を取り出す」
ケーケー「それで?」
イノブン「偽者の金貨は本物の金貨よりも1gだけ軽い。だったら、何g軽いかでどの袋が偽者の金貨袋かを特定することができるだろ? 秤に乗っている金貨は55枚。だから本来550gのはずだ。例えば、もし547gになったら、3gだけ軽いから袋3が偽者だ。袋3からは3枚金貨を取り出して乗せているからな」
ケーケー「正解! すぐ分かる人には分かる問題かもしれませんが、1回だけ使える秤をどのように使うかといったところがミソの問題でした」
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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