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キュリアと謙次 さんびゃくよんじゅうにかいめ!

ケーケー「ネットに載っているクイズを転載するだけだから楽だと思ってたけど、小説化するのが割りと手間なんですよね」
イノブン「……クイズ編なんてやらなければ良かったんじゃないか?」


<連絡事項>
ケーケー「これまで、この小説は日曜更新となっていました」
イノブン「そうだな。……主に月曜日に更新していたけども」
ケーケー「ただ、今後月曜日になると更新が難しかったり、金曜日の夜のほうが都合がよさそうだったり、更新が1週遅れになったりしそうなのです」
イノブン「……まさか、不定期更新にする気か?」
ケーケー「それをやってしまうと、一生更新しなくなるのでやりません。取り合えず、1週間1回の更新ペースは変えません」
イノブン「一週間に一時間ほど書きなぐるだけで終わるからな。それくらいはやってもらわないと困る。むしろちゃんと推敲して載せて欲しいのだけれど」
ケーケー「雷にダメ人間にされたので無理です」
イノブン「すでにその前にダメ人間になってたと思うけどなぁ」
ケーケー「とりあえず、『週末更新予定』という曖昧な書き方にしておきます」
イノブン「その心は?」
ケーケー「週末に更新する予定ですが、あくまで予定なので更新日が変わっても怒らないでね。……という意味でして」
イノブン「……このブログ、とっとと炎上しないかなぁ」
ケーケー「やめて! 更新ペースは決して変えません。ただ、更新日だけ今まで以上に変動する可能性があるということだけご了承願います」
イノブン「……頼むから、だんだん更新日が遅れてグダることのないように気をつけてくれよ」
ケーケー「肝に銘じておきます」


<前回のあらすじ>
 第一問:5段の階段があります。1段に1人ずつ立ち、それぞれ赤・緑・青のいずれかの帽子を被せられます。一番上の段の人から順に自分の帽子の色を言い当てるゲームを行った場合、どのような作戦を立てれば一番上の段の人以外の4人はクリアすることが出来るでしょうか?
・このゲームを始める前に、5人で作戦を立てる時間がある。
・自分の被っている帽子の色は自分の目からは見えない。
・自分より下の段の人が被っている帽子の色は見える。
・一番上の段の人だけ、自分の帽子の色を間違えてもよい。
・言葉を発してはいけない。ただし、自分の帽子の色を言い当てる際のみ、『赤』、『緑』、『青』と答えてよい。


<本編>
 作戦会議を終え、各々階段を上ります。
 謙次は四段目に立ちました。
 みんなが並び終えた瞬間、突然謙次の体は硬直したかのように動かなくなりました。
(……な、なんだこれ!? 動こうとしても体が微動だにしないどころか、顔の向きすら変えれねぇ!? 声を出そうとしても、何も言えねぇ。……まさか!?)
 謙次は考えました。もしや先ほど言われた条件にかなうよう、動きが制限されているのではないかと。
・自分より下の段の人しか見えない。
・自分の帽子の色を答える時以外、言葉を発してはいけない。
 今回のクイズでは、このような縛りがありました。確かに、体を動けなくして、言葉を発せられないようにすれば、この条件に嫌でも従うことになります。
「さて、皆並んだようなので、これから帽子を被せていこう」
 お面の人はそう言って、たくさんの帽子を持って一段目にいるキュリアの後ろから帽子を被せていきます。
 謙次より下の段の帽子は次のようになりました。
・一段目(キュリア):緑
・二段目(マリエル):青
・三段目(ガイ):赤
 謙次にも帽子を被せられましたが、何色の帽子なのかは謙次には分かりません。
 最後に、五段目のフェニックスにも帽子を被せます。もちろん、謙次は身動きが取れないので、フェニックスの帽子の色など分かりやしません。
 お面の人は言います。
「それでは、一番上から自分の帽子の色を答えてもらおう。まずはフェニックス。お前の帽子の色は何色だ?」
「……赤」
 フェニックスが謙次の後ろで答えます。
「……間違いだ」
 お面の人は返答します。どうやらフェニックスの帽子は赤ではないようです。
 しかし、このゲームでは一番上の人のみ帽子の色を間違えても大丈夫なルールになっています。その代わり、一段目から四段目の人が帽子の色を間違えるとゲームオーバーとなり、永久にこの世界に閉じ込められます。そうならないように、4人とも帽子の色を当てられるようにするというのが、このクイズの主旨です。
「……次、謙次」
 お面の人が謙次の名前を呼びました。
「……別に、すぐに帽子の色が分からなければ、しばらく考えてから答えてもらえばよい」
(……しばらく考えて、か。計算だけ間違えないようにしなければいけないな)
 謙次は考えます。
 先ほどフェニックスが教えてくれた作戦。それは、帽子の色を数値に置き換えて考えることでした。
 赤を0、緑を1、青を2とします。そして、一番上の人、フェニックスはそれらを足し合わせた数値を3で割った余りで答えます。
 先ほど、フェニックスは赤と答えました。つまり、一段目から四段目までの値を足し合わせ、3で割った余りは0というわけです。
 ここで、謙次も同様に三段目までの帽子の色を数値に置き換えて足し合わせてみます。
(……キュリアが緑で1、マリエルが青で2、ガイが赤で0。……1+2+0は3。3を3で割った余りは0だ)
 もちろん、計算結果が0だから、謙次は『赤』と答えれば良い、というわけではありません。
 先ほど、フェニックスが一段目から四段目まで計算した結果が0。そして謙次が一段目から三段目まで計算した結果も0となりました。
 では、一体謙次の帽子が何色であれば、フェニックスの計算結果が0となるのでしょうか?
 その答えは、
「赤」
 謙次は答えます。お面の人は言います。
「……正解だ」
 謙次の帽子の色は、赤、緑、青のいずれかとなります。それぞれ、この計算では0,1,2となります。
 一段目から三段目までの合計を3で割った余りが0であれば、四段目の帽子の色が赤、つまり四段目が0であれば一段目から四段目までの合計を3で割った余りは0となります。もし謙次の帽子の色が緑であれば、一段目から四段目までの合計を3で割った余りは1、謙次の帽子の色が青であれば、一段目から四段目までの合計を3で割った余りは2となるため、フェニックスの回答と矛盾するのです。
 あとは、同様に計算すれば三段目の人も答えられます。
 三段目のガイから見える帽子は、一段目と二段目のみ。その合計を3で割った余りは0となります。フェニックスの回答から、一段目から四段目までの合計を3で割った余りは0であり四段目の帽子の色は赤なので、逆算すれば一段目から三段目までの合計を3で割った余りが0であることも分かります。
(作者:文章量が多くて申し訳ありません。フェニックスの回答である0から、謙次の回答である0を引くことで、逆算することができます。0-0=0という風に逆算します。もし、謙次の帽子の色が緑ならば、0-1=-2となります。これを3で割れば-1余り2となり一段目から三段目までの合計を3で割った余りが2であることが分かります)
 このようにして、ガイの帽子の色は、
「赤」
であることが分かり、同様にマリエルの帽子の色も
・一段目:1
・(一段目+二段目)÷3の余り:0
であることが分かっているため、
「青」
と答えることができます。
 最後に、キュリアも、
「緑」
と答え、この作戦で全員正解することができました。
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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