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キュリアと謙次 さんびゃくさんじゅっかいめ!

ケーケー「『ボロン』って、あるじゃん?」
イノブン「お前!? そのネタはさすがにマズくない!?」
ケーケー「……? ホウ素(boron)のことだけど?」
イノブン「あ、……ああ。それなら問題ないか。……それで、そのボロンがどうしたんだ?」
ケーケー「何か卑猥な名前だなぁと思って……」
イノブン「オイゴルルァ!!」


<前回のあらすじ>
 謙次の理想のRPGを、ミカエルが作ってくれました。
 しかし、実際に遊んでみると、思っていたほど面白くなく、すぐ飽きてしまいます。
「こういうゲームがあれば面白そうだと思ったけど、実際にプレイするとこうもつまらないとはね」
「普通の人が思い描く理想のモノって、そんな感じだと思いますよ。世の中に出回っているモノのほとんどは、多くの意見を厳選して出来た優れたアイデアを元に出来ています。なので、ものにもよりますが、理想のモノを実現できたとしても、満足できる結果になるかは分かりません」
「そういうものなのか、……確かに、そうかもな」


<本編>
「さて、着きましたよ、謙次さん」
 ミカエルに連れられ、謙次はあるお店の前に着きました。
 その店の看板には、『ラピッドハウス』と書かれています。
(作者:前もって言っておきますが、この店の中にうさぎはいません)
 知ってる。
(作者:なので、『うさぎがいない!』と店内で叫んでも、『……なんだこの客』と思われるだけです)
 そのくらいにしておこうか。
(作者:まだ全然セーフだろう?)
 どう見てもアウトだから、な?
 ミカエルは言います。
「ここはとある喫茶店」
(作者:ナポリタンが有名です)
 やめろ。これ以上ネタを挟むな。読みにくくなる。
 謙次はミカエルに尋ねます。
「喫茶店なのは見れば分かるけど、何か変わったところでもあるのか?」
「変わったところというか、私お手製の豆を使ってもらっているお店です」
「お手製の豆?」
「入ってみれば、分かると思います」
 そう言って、ミカエルは喫茶店に入っていきます。
「いらっしゃいませ。……お、ミカエルちゃん! 待ってたよ!」
 喫茶店の店員はミカエルを見て、そう言いました。
 その店員は、50代くらいのちょび髭のおじさんでした。髪は短めにそろえており、やさしそうな顔をしています。
「お久しぶりです、ライムさん」
 ミカエルは明るい笑顔で返しました。
 ライムと呼ばれたそのちょび髭店員は言います。
「さっそくで悪いけど前回もらった12号、好評で切らしちゃったんだ。今すぐ作ってくれないか? ここにいるお客さんも、ミカエルちゃんが来ると聞いて、長らく待たせてしまったんだ」
「それはそれは、遅れて申し訳ありませんでした。……『アピア』!」
 ミカエルは魔法『アピア』を使い、店内の開きスペースにコーヒー豆が大量に詰まった容器を出現させました。
「あれだけあれば足りますよね?」
「ああ、十分だ! ありがとう! さっそくコーヒーを淹れなければ!」
 ライムは嬉しそうにカウンターに行きました。
「さて、入ってみて、分かりましたか? 謙次さん」
 ミカエルは振り返り、謙次に問いました。
 謙次はしばし考え、答えます。
「……つまり、あの店員が欲しがっている理想のコーヒー豆を、お前が作っている、そういうわけだな」
「ご名答!」


<ネタ解説コーナー>
・ラピッドハウス
ケーケー「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」
イノブン「今回は、まんまぶっこんできたな」
ケーケー「『ご注文はうさぎですか?』でメインとなる『ラビットハウス』を文字った名前にしました」
イノブン「でも『ラピッド』って、『速い』って意味じゃなかったっけ? どうしてそんな名前なんだ?」
ケーケー「ああ、それはライムさんが『もっと速くコーヒーをお客様に提供したい』と思って、そう名づけたらしい」
イノブン「なんてテキトーな」


・ナポリタンが有名です
イノブン「これは知らない人多いだろ。何で入れたんだよ」
ケーケー「まぁ、個人的に好きな小話なので。元ネタは恐怖のナポリタンという、意味が分かると怖い話なのですが、ホラー要素がないどころか怖さなんてないので、よろしければ一読下さい」

(以下、ネバーまとめより転載)
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった……
ここはとあるレストラン……
人気メニューは……ナポリタン……

イノブン「意味不明だぞ」
ケーケー「そりゃあ、意味が分かると怖い話だから、意味不明ですよ」
イノブン「『意味が分かると』怖いんだな。それで、その意味とは?」
ケーケー「『ここはとあるレストラン、人気メニューはナポリタン』。そう看板か何かに書かれていたんですよ。英語で書くと……」
『This is a restaurant, famous for neapolitan』
イノブン「英語なんて分からんぞ」
ケーケー「ここでいう『neapolitan』は俗語で、『不潔な』という意味があるらしいです。なので、そういう意味で再翻訳すると……」
『ここは不潔で有名な店です』
ケーケー「となるわけですね」
イノブン「……意味が分かると怖い話なんだよな、これ」
ケーケー「そういう話の一部は、意味が分かっても怖くないんです。でも、個人的にこのナポリタンのネタは好きなので、紹介させていただきました」
イノブン「……ネタ解説コーナーを本編並みの長さにして、解説する必要あったのかこのネタ」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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