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キュリアと謙次 さんびゃくにじゅうよんかいめ!

<前回のあらすじ>
 キュリアがスザクに勝利しました。


<本編>
 前の戦いでは、スザクに手も足も出せなかったキュリア。一体、どのような特訓をして、スザクに勝利するに至ったのでしょうか?
 一週間前、精神と時の○○にて。
「どうするんだキュリア!? あのスザクに、一週間修行しただけで勝つ見込みはあるのか!?」
 焦る謙次に対し、キュリアは少し考えた後、こう答えました。
「……一週間でスザクより強くなるのは絶対に無理だけど、スザクに勝つだけならいけるかもしれない」
「勝つだけなら? どういうこと? スザクより強くならないと、勝てないんじゃないのか?」
「そうでもないよ。たとえば、謙次でも私に勝つ方法があるんだけど、何か分かる?」
「え!? ……俺が、キュリアに?」
「まぁ、馬鹿馬鹿しいクイズだからもう答えを言っちゃうけど、早食い勝負をすれば、私に勝てるよね?」
「は、早食い? ……そりゃあ、勝てると思うけど。でも、バトルで勝つのは無理だろ?」
「うん、無理だよ」
(こうもきっぱりと言われると、無力感でむなしくなるな)
「無理だけど、何か奇跡が起きて、私と早食い対決することになれば、謙次は勝てるよ。たとえば、『早食い対決に負けたものを戦闘不能にする』能力を誰かが使ったりすれば、ね」
「それは、……確かに奇跡だな。そして、キュリアに勝てているな」
「だよね、ほら!」
「『ほら!』。じゃなくて! それは割りとガチな奇跡だろ!! どうやってそんな奇跡を起こすんだよ!」
「え? そこは謙次の能力で……」
「起こせるか!! 俺の能力は『過去と未来とを行き来する』能力と『未来を予言する』能力しか……」
「その『未来を予言する』能力で、いつも奇跡を起こしてるよね」
「……え?」
「バトルの時、相手の行動を予言することで、私の攻撃を相手に必中させたり、相手の攻撃を全て避けるための行動を私にさせたりする。それって、謙次の予言なしだと、奇跡と言っても過言じゃないよね。だから、謙次のその能力は言わば、奇跡を起こす能力に等しいんだよ」
「……とは言っても、実際どうするんだよ? その『奇跡』を使ったとしても、前回スザクにボロ負けしてるんだぞ?」
「だから、これから一週間、『奇跡を起こすための修行』をするんだよ。謙次の能力を使って」
「……どういうことだ?」
「具体的に言うと、まず、謙次の能力で、今の私がスザクと戦うとどうなるのかをシミュレーションする。多分結果はボロ負けなんだろうけど、そこからスザクの苦手とする戦法を考える」
「スザクの苦手とする戦法?」
「そう。そこから修行メニューを立てて、一週間修行した後の状態で再度シミュレーションする」
「シミュレーションって、俺の能力で予言することだよな? ……もはや、シミュレーシター扱いか」
「ご、ごめん。……でも、時間がないから話を続けさせて」
「……分かった」
 とはいえ、時間がない割りに、無駄なたとえ話を長々としてますよね。
(作者:『時間がない』というのは、謙次に責められないための口実だったんですね、分かります)
「謙次の能力で再度予言してもらっても、また結果はボロ負けになると思う。でも、スザクの弱点を考え、謙次の能力で予言する。このサイクルを繰り返せば、スザクが苦手とする戦術で勝てるかもしれないよね!」
「……なるほど、一理あるな」
「だよね! じゃあ、謙次の予言を手短に見たいから、『テレパシー』で繋いでくれる?」
 ……という流れで最終的に行き着いた戦術が、ランダム弾を的確なタイミングで当て、スザクの動きを封じつつ戦うという、スザクに実際に勝利した戦術だったというわけです。
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