FC2ブログ

キュリアと謙次 さんびゃくじゅういっかいめ!

イノブン「今回の話、フェニックスの妻のウインドが出てくるけど、本当にこの人、どういう人なの?」
ケーケー「この小説の中で、一番の変人です」


<前回のあらすじ>
 キュリアの話を聞き、未来でのぐうたら生活が母親にバレた謙次でしたが、
(だらけた生活をしていても、色々経験したせいか、ちゃんと謙次は成長してるのよね。未来に行く前と未来から帰ってきた謙次を比べても、雰囲気がどこか違うことが分かるわ)
 このように思う謙次ママ。
 一体、謙次はなぜ、ぐうたら生活の中で成長することができたのでしょうか?


<本編>
 その頃、キュリアの元いた未来では。
(作者:『その頃』、『未来では』と聞くとおかしな言葉に聞こえますが、気にせずお読み頂けますと幸いです)
 とある暗い暗室。その部屋にある1枚の板に縛られているのは、なんとウインド。
 名前のないキャラや印象の弱いキャラが多く出たせいで、ウインドが誰なのかお忘れの方も多いと思います。ウインドはフェニックスの妻。見た目はキュリアと同じくらいで、実年齢はキュリアよりも上です。
(作者:なお、胸部は明らかにウインドが勝っている模様)
 『死なないでいられる』能力を持っていて、死にたくないという意思があればどんな状態になっても死ぬことがなく、再生魔法で元通りになれるようです。以前、キュリアに頭部含め上半身を粉々に砕かれても、死ぬことなく再生しました。
(作者:ちなみに、この能力のせいで『どんな状態になっても』ウインドは意識を失いません。痛覚もあります)
 ……え?
(作者:……どうした?)
 いや、……何だろう、気のせいだとは思うんだけど、お前と会話していると、何か、ウインドがとんでもなくヤバい人な気がしてならないんだが。
(作者:ふむ。だけどイノブン。こんな感じの話、前もしたような気がするけど)
 ……気のせいだろう。うん。気のせいだと思いたい。
 ウインドの両手両足は上下に引っ張られています。その張力は、徐々に強くなっていきます。
 そして、ウインドの前に、人ではない何かの影が見えます。
 ウインドは、こんな状況下であるにも関わらず、顔色1つ変えずに、その影に向かってこう話しかけます。
「ねぇ、ふと思ったんだけどいいかな? フェニックス」
「ん? 何だい? ウインド」
 ……え? ちょ、話を止めましょう。
 おい作者!
(作者:はい?)
 キュリアと謙次が過去に戻って日常送っている最中に、突然話が飛んで、いきなり暗い暗室にウインドが何者かに囚われているような説明しにくい状況を、必死に解説していたのに、何でその主犯らしき影がフェニックスなんだよ!?
(作者:え? 何でって?)
 フェニックスの妻だよね!? ウインドって! それなのに、フェニックス何やってるの!? あと、ウインドも何で落ち着いてるの!?
(作者:あー、……イノブン、君は何か勘違いをしている)
 はぁ!?
(作者:これは、フェニックスとウインドの日常会話シーンです)
 ……え?
(作者:偶然部屋が暗室で、偶然ウインドが両手両足引っ張られてるだけで、場所はフェニックスの城の一室ですし、ただの日常ですよ)
 ……日常って、何だったっけ?
 ……あ、ああ、日常かぁ。だったら、話を進めないとなぁ~
「謙次のことだけど、元がダメ人間で、キュリアの下でぐうたら生活をしているだけなのに、なぜか心身共に成長してるんだよね? 何でかなぁって思ってさ」
「ああ。そういうことか。確かに、普通の人があんなぐうたら生活をすることになったら、人として腐るだろうね」
「やっぱりそうだよね」
「もしあれで、キュリアが命を狙われてさえいなければ、謙次は今頃、クズ具合を極めていたんじゃないかな」
「うわぁ、ひどい言い方。……でも、そうすると、キュリアが命を狙われていただけで、そんなに変わるものなのかな?」
「変わるさ。キュリアは謙次にとって、どんな存在だと思う?」
「どんな存在って、うーん。大切な人、とか?」
「大切な人。確かにその通りだ。だけど、実際に謙次の心を覗いてみると、今の生活を支えてくれる、重要な存在だという想いもある」
「じゃあ謙次は、ぐうたら生活を継続するためにキュリアに居て欲しいと想っているの?」
「もちろん、キュリアだからこそ居て欲しいという気持ちも強いけど、同時にその気持ちも強いみたいなんだ。ぐうたら生活を続けるというのもそうだけど、もしキュリアが居なくなると、謙次は今後どうなるのか不安なんだ。誰の元で、どんな生活をしていくことになるのか、不安なんだ」
「そっか、だからキュリアの命が狙われることが関係しているんだね。今の生活が掛かっているから」
「そうだよ。いつ死ぬか分からないキュリアのことが不安で、何か助けになることをしてやりたいという気持ちが謙次にはあった。だから、欲にもくれず『テレパシー』の魔法を習得できるほど心が成長したんだ」
「なるほどね」
「それからは、謙次の能力が万能だったこともあって、あまり謙次の成長に繋がるようなことは起きなかったんだ。だからこそ、死を免れるために過去に戻ることになって良かったと思うよ」
 ……なぁ、今回の話って、ひょっとして、前の無駄な3回をさらに無駄に補足するために設けたわけじゃないよな?
(作者:今回の話で、無駄な3回分の話に何か価値を与えられないかなと思って)
 ……そのためだけに、紛らわしくも未来の話をしたのか?
(作者:その通り! あ、次回からまた謙次のもといた時代の話に戻るから、ご安心下さい)
 安心できねーよ! 時間軸を統一しろ!
<ネタ解説コーナー>
・引き伸ばし拷問台(ラック、エセクター公の娘)
 受刑者の手足や胴体を拘束し、引き伸ばしたり千切ったりして苦痛を与えるための台。簡単な構造であるにも関わらず、受刑者を大いに苦しめ、果てには死に至らしめた。見かけによらず、非常に恐ろしい器具である。


ケーケー「何出そうか考えたんですけど、三角木馬ではポピュラーすぎますしね。石抱きにするのもよかったかもしれませんが、見た目が拷問器具っぽくないものがよかったので、ラックにしました」
イノブン「なぜ拷問器具を出そうとしたのか謎だが、あえて触れないでおこう」
ケーケー「いっそ、ファラリスの雄牛とか、アイアンメイデンとかもアリだったかな?」
イノブン「徹子、それ拷問器具やない、処刑器具や」
※ちなみに、魔女がクラフトしてワークスする感じのタイトルのアニメEDにも、この拷問器具はきちんと出てました。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR