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キュリアと謙次 さんびゃくはっかいめ!

<前回のあらすじ>
「あの子、早寝早起きはしてる? 暇なとき、ゲームばかりしていない? 勉強はちゃんとしてる?」
という謙次ママの問いに対し、キュリアは、
「……普段の生活はともかく、謙次はすごい子だと思うよ」
と言って、なぜかジェノサイドの話を始めました。


<本編>
「その話、本当に謙次をすごいと思った話に繋がるんでしょうね?」
 段々と、キュリアの話の先行きが怪しくなってきたため、謙次ママが確認しました。
 キュリアは笑顔で答えます。
「うん、ちゃんと繋がるよ! さっきの話のおさらいだけど、私はよく命を狙われるんだ」
「そりゃあ、ねぇ。今の日本で大量殺人なんてやったら、ほぼ死刑になるわよ」
「未来の日本でもそうだけど、あいにく私が人を殺したところは無法地帯だったからね。とにかく、私は未来で命を狙われる存在なんだけど、謙次にも何度か命を救われているんだ」
「え? 謙次に?」
「うん。初めて命を救われたときは、『未来を予知する』能力が発動した時。謙次ね、未来では予知能力を使えるんだ」
「予知能力? 地震とかを予知するの?」
「それも出来ると思うけど、近い未来に何が起きるのかが分かるみたいなんだ。この能力を使えば、私の命を狙う敵が戦闘中にどう動くのか、正確に予言できるんだよ」
「……戦闘? 命を狙う人が暗殺しにやってきて、撃退すれば万事解決というわけではないのね。マンガでよくやってるバトルになる感じかしら?」
「この時代のマンガは知らないけど、多分そんな感じ。暗殺なんて基本なくて、みんな正々堂々と勝負を挑んでくるよ」
(作者:実は、未来の建造物は全て、破壊防止用の呪文が掛かっているんです。この呪文によって、いくらキュリアの家を攻撃しようとも、キュリアの家はびくともしないのです)
 魔法でドンパチやれる世界なら、家ごとキュリアを巻き込む魔法で一網打尽にしようとするやからが居てもおかしくないとは思ってたけど、家が頑丈だから暗殺ができなかったのね。
(作者:そういうこと。暗殺しようと思ったら、キュリアの家に入ってキュリアを攻撃する必要があるのですが、どうせその前に気づかれるので『暗殺』というよりはいつもの『バトル』になってしまいます)
「でも、たとえ謙次が予知能力で敵の動きを知れたとして、キュリアちゃんには伝わらないと思うのだけれど」
「その通り! だから、私の友達が謙次に一冊の本をあげたんだ」
「本?」
「魔法『テレパシー』の本だよ。『テレパシー』は、頭の中で会話できるようになる魔法なんだ。でも、『テレパシー』を使うためには、20ページに及ぶイングル文字の羅列を覚え、かつその意味を理解した上で、一瞬でそのイングル文字の羅列通りの処理を頭の中で思い浮かべなきゃいけないんだ」
「よく分からないけど、すごく難しそうね」
「『テレパシー』を覚えれば、私の戦闘のサポートができる。でも、普段から朝はゆっくり、基本的に一日中遊んでいる謙次が、私のために『テレパシー』を覚えられると思う?」
「……まさか、覚えたの?」
「そのまさかだよ! 朝早くから起き、ほとんどゲームをしなくなり、いつも『テレパシー』を勉強する、そんな生活をするようになったんだ! 実際にこの生活を1ヶ月の間ずっと続け、見事『テレパシー』を習得することができたんだよ!」
「……あの謙次が?」
「うん! ちなみに、しばらくして今度は『スパーク』の本を買ってあげたんだけども……」
「まさか、また覚えたの?」
「ううん。今度は3日も持たずにやめちゃった」
「……へ?」
「だから、謙次すごいでしょ!?」
「……え? やめたから、すごいの?」
「うん!」
 キュリアのやつ、何言ってんだ?
(作者:つまり、どういうことだってばよ!?)
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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