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キュリアと謙次 さんびゃくにかいめ!

ケーケー「ストックないまま、徹夜で長文を仕上げた結果がこれだよ」
イノブン「長文にするのはいいけど、ちゃんと読める内容を書けよ」
ケーケー「あと、最後の数行は酔っ払ったまま書いてる」
イノブン「徹夜したのに、なぜ飲んだ!?」


<前回のあらすじ>
 場所は謙次の家、時は現代。
 『一人でやり切れるの?』と聞いてきそうな、美人な謙次ママ。
 謙次ママは、キュリアを見るや否や、怪訝そうな顔をし、
「あなたー!! ついに謙次がやってしまったわ!! ちょっと来て!!」
「おいちょっと待て! それは誤解だ!! あと、『ついに』って何だよ『ついに』って!!!」


<本編>
 その後、家族会議となったものの……
「……というわけで、俺は半年間、魔法が存在する未来の世界に行ってたんだ。信じてくれるね?」
「うん、そうだな。信じるしかないだろう」
「ええ、信じるわ。だって……」
 謙次の言葉を、ご両親は信じてくれたみたいです。なぜなら、
「種も仕掛けも無しに、腕を光らせるだなんて、現代社会で出来るわけがないもの」
 今の謙次ママの言葉どおり、謙次の腕は光っていました。
 いや、正しくは、謙次が出した未来へのゲートが光っていました。
 謙次の『過去と未来とを行き来する』能力。この能力はいつでも発動することができ、光り輝く円形のゲートを通じ、時間軸を移動することができます。
 今、謙次は未来に移動する気はないものの、移動のためのゲートを出していました。そのゲートが光っているのです。
「……丸く収まったようだね、よかった」
 ついでに家族会議に参加させられたキュリアが言いました。
 今、謙次たちは両親とキュリアと合わせ、4人でテーブルについています。ようやく謙次の話を両親に信じてもらえたものの、少し前までは不穏な空気が漂っていました。
 キュリアは魔法が使えないため、未来の話をする上で出せる物的証拠は謙次のゲートのみ。そのゲートを出すまでは、見た目10歳の女の子を夜中に部屋に連れ込んだのだと思われていたため、謙次の両親はどう怒ればいいものかということだけに、頭をめぐらせていました。
 ……いっそ、謙次がゲートを出せることを忘れてくれていれば、そのまま少年院につれられるとか、面白いことになったかもしれないのに、非常に残念です。
(作者:確かにそんな展開になったら面白そうだけど、設定練るのが面倒くさいし、却下で)
「でも謙次、良かったじゃないか! 無事帰って来れて!」
 謙次パパが言います。謙次パパは、面倒見の良い父ちゃんを感じさせる容姿の男性です。
 無事帰って来れた。本来なら喜ぶべきはずなのですが、謙次は大して嬉しそうではありませんでした。
 それもそのはず。現代では、学校に友達の1人もおらず、退屈な日々を過ごすだけでした。しかし、未来ではこの上ないサポート能力を発揮でき、キュリアから重宝されつつヒモ生活を送る毎日。そして、未来には仲間もいます。キュリア、マリエル、ガイ、シーノ、フェニックス。皆個性があり、謙次を退屈させません。
(作者:キュリア(精神障害者)、マリエル(普段はおとしやかで、キレると目が怖い)、ガイ(……あれ? この人どんなキャラだっけ?)、シーノ(マゾヒスト)、フェニックス(チートキャラ)。みな個性的ですね)
 そ、それは個性というか……。あと、ガイの扱いが地味に酷い。
 とにかく、未来の方が謙次にとっては暮らしやすかったようです。
 ただ、それを母親に見抜かれていたようで、
「謙次、未来に行くのは受験が終わるまで、お預けよ」
「な!?」
 謙次ママからの以外な発言に、謙次は驚きます。
「か、母さん! いきなり何さ!?」
「……なんとなく、謙次が未来で暮らしたがってるような気がしたからねぇ。お母さん、その気持ちを止める気はないのだけれど、この時代でも上手くやっていけないまま、未来で永住させる気はないわ」
「この時代でも上手くやっていけないって……」
「……高校に行けなくて、上手くやっていけるの?」
「クッ……」
 母親にいたいところをつかれる謙次。そう、謙次は今受験生! 成績が悪いにもかかわらず、今の実力では厳しい所を志望校とした受験生!
「そういうわけで、キュリアちゃん?」
「え?」
 突然謙次ママに名前を呼ばれたキュリア。
「謙次の勉強を手伝ってあげてくれない?」
「ちょ、ちょ、ちょっと!? 母さん!?」
 母親の以外な発言に、またしても着いていけない謙次でしたが、
「でも謙次、受験勉強を一人でやり切れるの?」
 ネタをはさみつつ、謙次のへたれっぷりを指摘する謙次ママ。ママが続けて言うには、
「さっきの未来話が正しいなら、キュリアちゃんは魔法の達人で、相当頭がいいんでしょう? ひょっとしたら、謙次の勉強している内容なら、全部教えられるんじゃないかしら?」
「うーん。……いいよ。私に教えられる内容なのか分からないけど、やるだけやってみるよ!」
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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