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キュリアと謙次 さんびゃっかいめ!

イノブン「記念すべき300回目だ!」
ケーケー「記念すべきといいつつ、特に何かやるわけでもないんですけどね」


<前回のあらすじ>
 キュリアをスザクの手から逃がすため、謙次はキュリアとともに過去の世界に移動しました。


↓ 本編 ↓
「「うわっ!?」」
 謙次、キュリアの2人は、謙次の部屋のベッドの上に落ちてきました。
 2人をワープさせた謎の光は、役目が終了するや否や、消えていきます。
「謙次、ここは……?」
 キュリアが困惑した顔で尋ねます。
「俺の部屋だ。半年ぶりに帰ってきたが、全然変わってないな。まるで全然時間が経っていないみたいだ」
「半年ぶりに……って、ひょっとして、ここって謙次の元いた時代?」
「まぁ、そうなるな」
(作者:まさか航空戦艦の時代か?)
 いきなり途中で某艦船ゲーのネタをぶっこむ意味が分からないし、その上アニメにもいなかった艦のネタ出すとか、正気の沙汰じゃないな。
(作者:そ、そこまで言われるとは思ってなかった……)
 そういう訳で、本編再開します。
「まぁ、そうなるな……って、どういうこと!? 謙次、元いた時代に帰れたの!?」
「……ああ。俺の『過去と未来とを行き来する』能力で、いつでもこの時代とさっきの時代とを行き来できるんだ」
 え? その能力いつでも使えたんだ。なら、何で今まで帰って来なかったんだろう? さっきの謙次の発言からして、半年ぶりに帰ってきたんだろう?
 キュリアは、まず何から言うべきか、問うべきか? それを考えるため少し沈黙してから、口を開きます。
「まだ、お礼言ってなかったね。ありがとう。私を助けてくれて」
「あ、ああ。助けたと言っても、フェニックスが助言してくれたからこの方法を思いついただけなんだけども」
「十分すごいよ。フェニックスの出す難しいヒントから、思いついたんだよね? あのフェニックスが直接こうしろっていう助言をするはずないし」
「う、うん。まぁ、……な」
 謙次は照れながら言いました。
 そんな謙次を見て、キュリアはクスリと笑いますが、突然まじめな顔になります。
「あと、ごめんね。私のことを助けてくれるっていうのに、ひどいことを言って」
『謙次! アンタもちゃんと考えてよ! 対策を練ってよ! ……このままだと私、死んじゃうんだよ!』
 キュリアはこのセリフを5,6回ほどループさせて、謙次に伝えていました。
 普通に考えて、キュリアの命が脅かされているときに、こんなことを言われ続けると、そこそこ迷惑ですよね。
「でも、実際キュリアがそういうことを言ってた時、俺はまじめに対策を練ってなかった。予知能力ではどうにもできないと、ただ諦めてた」
「……謙次は優しいね。でも、だからって私がひどいことを言って良い理由になんかならないよ。……だから、ごめん」
 真剣に謝られるも、謙次は特に気にしていないため、どう答えるか戸惑います。
 戸惑ったあげく、謙次は言います。
「……いいよ」
「本当! やった!」
 謙次の許しを、素直に喜ぶキュリア。こういう素直さを見て、
(クオリア障害って、本当、何考えてるか分からないな)
とは思うものの、悪い気はしません。
 キュリアはしばらく喜んだ後、謙次に尋ねます。
「謙次、どうして今までこの時代に帰って来なかったのか、理由を聞いてもいい?」
 しかし、謙次はこの問いに沈黙してしまいます。
 キュリアはさらに尋ねます。
「ひょっとして、私のため?」
「え?」
「予知能力で私をサポートするために、あえてあの時代に残ってくれたの?」
 謙次は少し考え、この問いに答えます。
「いや、違う。俺があの時代に残りたかったから、残っていただけだ」
「残りたかったから?」
「ああ。俺はこの時代では、受験勉強は上手くいかず、気軽に話せる友達がいないんだ。だけど、あの時代には受験勉強はないし、なによりキュリアがいる! マリエルさんやガイさんがいる! シーノがいる! フェニックスがいる! ……だから、あの時代に残っていたかったんだ!」
「……そっか」
 謙次の言葉を聞いて、キュリアは笑います。
(作者:まぁ、キュリアは先読みが使えるので、謙次の今の言葉が嘘だってことに気づいていますけどね)
 え!? 嘘なの!? それっぽいかっこ良さ気なセリフなのに、嘘なの!?
(作者:はい。元いた次代に帰らなかった、本当の理由はこちらです)
(本当は、『過去と未来を行き来する』能力がいつでも使えただなんて、知らなかったからだとは口が裂けても言えない。俺を勝手に遥か未来に飛ばした能力だし、俺が自由に使える能力じゃないと思ってた)
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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