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キュリアと謙次 にひゃくきゅうじゅうきゅうかいめ!

ケーケー「先週のうちに今回分を作っておいて本当に良かった……、ガクッ」
イノブン「え? どうしたの? 白くなって」
ケーケー「現在進行形で忙しくて辛い。あぁ、気分転換に艦これでもやろうかな」
イノブン(あ、これは艦これにハマッて、夜まで作業再開しないやつだ)


<前回のあらすじ>
 フェニックスは、キュリアの死を回避すべく、ヒントを与えようとしていました。
 しかし、謙次は予知能力でそのヒントの内容を知っており、フェニックスの話を聞いてくれない模様。
 そこで、フェニックスは言います。
「謙次。君は自分の能力の限界を決め付けている。君の能力や才能はこんなもんだと、決め付けている。でも、よく考えてみてくれ。違うはずだ。君の力は予知能力だけじゃないはずだ」
 フェニックスの本気の言葉を聞き、謙次は思います。
(俺の力は予知能力だけじゃない? ……『力』? 『才能』とか『能力』? 『力』?)
 この時、謙次は閃きました。
 キュリアを救う方法を!


↓ 本編 ↓
 もし、先ほどフェニックスが語ろうとしていたヒントを真剣に聞いていたら、フェニックスはこう言っていたと、予知能力は告げています。
『君の予知能力が外れる条件は2つある。1つは、謙次自身が予言通りに行動できなかった時。以前、予知能力が外れたのは、君がキュリアに余計な禁句を言ったからだ。あの禁句を君が言うことで、未来がどう変わるのかをきちんと予知していなかっただろう。あの禁句が、君の予知した未来とは別の未来に変えてしまったんだ。また、もう1つの条件についてなんだけど、君は魔法や個体能力といった「特殊能力」のレベルについて知っているかい? 魔法はレベル1、個体能力はレベル2、バージョン2とかバージョン3とかのバージョン変化はレベル3。そして、呪文がレベル4だ。このレベル分けは、上のレベルの能力には逆らえないという意味を持っている。例えば、魔法はレベル1。どれだけすごい魔法であっても、レベル2の個体能力を無効化したり、レベル3のバージョン変化をできなくさせることはできない。ちなみに、君の予知能力は個体能力だからレベル2だから、予知能力を使って抗うことができるのは、レベル1の魔法とレベル2の個体能力くらいなんだ。また、同じレベル同士だと、その能力によって優劣がつけれないこともある。……難しいかもしれないけど、これが、僕が君に授けることのできるヒントだ』
 難しいわ! 3行でまとめろ! 3行で!
 謙次は、フェニックスのそのヒントを、予知能力で知っていました。
 それと合わせて、フェニックスに直接言われたことを思い出します。
(俺の『力』は予知『能力』だけじゃない! そうだ! 予知能力は、俺の第2の個体能力だった! そして……!)
 そして、フェニックスのヒントの中にある、『同じレベル同士だと、その能力によって優劣がつけれない』。この言葉は、謙次の予知能力は他の個体能力によって覆されることを示しています。
 思い立った謙次は、急いで玄関に向かいます。
『キュリア! 今すぐ玄関目掛けて突っ込んできてくれ!』
 階段を翔けながら、謙次はキュリアにそう伝えます。
『俺を信じて、その位置から一直線に俺を目掛けて飛んできてくれ!』
 まだ玄関には、謙次の姿は見えていません。しかしおそらく、すぐ玄関に現れる謙次を目掛けて突っ込めばいいのでしょう。
 キュリアは玄関へと方向転換すると、すぐ玄関から謙次が現れました。
謙次は両腕を広げると、その間には謎の光が発生します。
 しかし、キュリアが謙次の下へ行くまでの間、スザクは悠長に待ってくれませんでした。
「お前らが何をしようとしているのか分からんが、逃げる気なら遊びは終わりだぁ! 思いっきりぶち殺してやるぜぇ!」
 そう言ってスザクが放ったのは、燃え盛る1個の火球。遠くから見ても威力の凄まじさが伺えるほどの威圧感を持っており、かつ、そんな火球がキュリアの飛行速度のおよそ3倍の速さで放たれました。
 この火球が直撃すれば、キュリアの命運は尽きるでしょう。しかし、キュリアは避けません。
『俺を信じて、その位置から一直線に俺を目掛けて飛んできてくれ!』
 そんな、謙次の言葉を信じているからです。
 そして、信じた結果、
「はぁっ!」
 瞬時に飛んできたフェニックスが、その火球を素手で粉砕してくれました。
「フェニックス! お前! ジェノサイドを殺ることについて、一切関与しないんじゃなかったのかよぉ!」
「言ったはずだよ。謙次を襲った場合は、黙っていないと。今の一撃をもしキュリアが避けていたら、謙次は死んでいたかもしれない」
「なっ!?」
「言い訳なんかじゃないよ。事実だ。たとえ、謙次が僕にこうさせるため、意図的にキュリアと一直線の位置に立っていたとしても」
「……きっ、貴様ぁ!!」
 そんな口論をしているうちに、キュリアと謙次は謎の光に飲み込まれていきました。
 しばらくして謎の光が消えましたが、その中に謙次とキュリアの姿はありませんでした。
「おい! フェニックス! あいつらをどこにやった!」
「僕がどこかに連れて行ったわけじゃないよ。謙次が自らの意思で帰ったんだ」
「帰った? どこに!?」
「どこに? そんなの決まっているじゃないか」
 フェニックスは、にやりを笑い、こう続けました。
「謙次の元いた時代にだよ」
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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