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キュリアと謙次 にひゃくきゅうじゅうはっかいめ!

<前回のあらすじ>
ケーケー「前回のキュリライブ!」
イノブン「……ネタが古い」
ケーケー「だってさ、『ぜんかいの』でググるだけで、予測検索の一番上に『前回のラブライブ』が引っかかるんだよ」
イノブン「ラブライバー自重しろ」
ケーケー「自宅に帰るキュリアを待っていたのは、これからやってくる正義の味方にキュリアが殺されるという、謙次の予言」
イノブン「え? なんか、前回のラブライブみたいな流れに持っていこうとしてる感じ?」
ケーケー「死を免れるためには、……えーと」
イノブン「無理やり合わせようとした結果、案の定言葉につまったな」
ケーケー「……まぁ、そんな感じで、どうやったらキュリアの死を回避できるのか、分からないまま、正義の味方のスザクがやってきました」
イノブン「そのスザクとやらは、キュリアの数段上の実力を持っているらしいです」
ケーケー「果たして、キュリアの命運はいかに!? ……とまぁ、いいですよね、こういうの」
イノブン「いいって、何が?」
ケーケー「最近のキュリ謙の中でも、特に臨場感溢れてない? 僕としては楽しすぎて、つい次回分まで作っちゃったよ!」
イノブン「書いてる側だからじゃね?」
ケーケー「……かもしれない。個人的に来週忙しいので、早めに次回分を作ることができて純粋に助かったんだけどね」
イノブン「そうか。……にしても、今回長すぎじゃない? 珍しいな」
ケーケー「本当は、今回分と次回分とをまとめて今回分として出す予定だったんだけども、なんか長くなっちゃって。偶然にも、およそ中間で区切ることができたので、助かりました!」
イノブン「おいちょっと待て! つまり、次回も同じくらいの長さなのか!? 長すぎじゃね! 珍しいな!!」


↓ 本編 ↓
 窓の外を見ると、キュリアとスザクが闘っています。
 はたから見ると、スザク有利の闘いです。しかし、スザクは力を持て余し、キュリアをなぶっているだけなので、実際はスザクがどうやっても勝てる闘いとなっています。
 何もしないで見ているうちに、刻一刻と、キュリアの死が近づいてくる。予言能力を持つ謙次は、そんなイメージに囚われていました。
(そろそろだな)
 謙次は思いました。何が『そろそろ』なのかというと……
『謙次! アンタもちゃんと考えてよ! 対策を練ってよ! ……このままだと私、死んじゃうんだよ!』
 謙次の『テレパシー』を通じて、キュリアが怒鳴りました。
 これが、謙次の言った『そろそろ』です。謙次はキュリアとスザクの戦闘について予知していく中で、偶然にもキュリアたちが言っている言葉まで予知してしまったのです。
 なので、
『分かってる』
 謙次がこう応えた後、キュリアがまた怒鳴ってくることも予知しています。
『分かってない! いい? このままだと私、死んじゃうんだよ! 謙次! アンタもちゃんと考えてよ!』
 無限ループって、怖くね?
(作者:ところで、さっきからキュリアの『死んじゃうんだよ』の予測変換が、『信者生んだよ』になるんですが、一体これはどういう意味ですかね?)
 知るか。
(作者:さらに言えば、一度前回のあらすじを『全開のあらすじ』と変換してしまって依頼、毎回『全開のあらすじ』の方が予測変換で使われるんですけど、これ、何とかなりませんかね? 解決法をコメントで募集します)
 露骨なコメント稼ぎ乙。よく見ると、最近コメントないもんな。
 ……と、話をそらしすぎると良くないので、そろそろ戻しましょう。
 キュリアは同じような文句で謙次を延々と怒鳴り、やがて静まります。
 これ以上怒鳴ったところで、謙次に対策を練らせることはできないと考えたからです。
 謙次はこれまでの約3ヶ月間、予知能力に頼ってキュリアをサポートしてきました。その能力は、戦うことが出来ない謙次にとってこれ以上にない、仲間をサポートできる能力だったのです。
 謙次は、この予知能力でキュリアを救うことができないでいます。だから、キュリアを救うことを内心諦めてしまっているのです。
 これまで、ほぼ的確に未来を予言してきた謙次の能力。その予言が、今回だけは外れてくれないかと信じて。
 しかし、予知能力は残酷にもキュリアの近い死を告げています。そして、キュリアが死んだ後の悲しい未来も……
「その先は、視てはいけない」
 声は高くとも、口調は鋭い。フェニックスの言葉は、まるで、小さい子に的確に指導されているかのような謎の感覚を覚えさせられるようです。
フェニックスは続けて言います。
「謙次、君はほとんど諦めかけているけど、僕は君がキュリアを救ってくれると確信しているんだ」
 何を根拠に。謙次はそう思いながら、フェニックスの言葉を聞き流します。
「ひとつ、ヒントを与えよう」
 こんなことを言われたら、普通であれば、希望を持つのでしょう。しかし、謙次は絶望に染まったままです。何故なら、謙次はそのヒントの内容を予知能力で知っているのですから。
 フェニックスはそのヒントについて、話し始めます。
「実は、謙次のその予知能力は、外れることがあるんだよ。謙次も一度だけ、経験しているよね?」
 もはや謙次は脱力しており、話を聞いてくれているのかすら定かではありません。そんな謙次を見て、フェニックスはついに堪忍の尾が切れたのか、こんなことを言います。
「謙次、一度僕の顔を見てくれ」
 無論、謙次はフェニックスがそう言ってくることを知っていました。そして、それを言った後で、無理やり謙次の頭を正面に直し、フェニックスの方へ向けてくることも。
 しかし、実際にフェニックスの顔を見た時の印象までは、予知できていなかったようです。
 フェニックスは、真剣なまなざしで言います。
「謙次。君は自分の能力の限界を決め付けている。君の能力や才能はこんなもんだと、決め付けている。でも、よく考えてみてくれ。違うはずだ。君の力は予知能力だけじゃないはずだ」
 本気の顔で語られる、本気の言葉。『先読み』を使えない謙次でも、このフェニックスの顔を見れば、嘘を言っているのではないと、真剣な気持ちで言っているのだと分かります。
(俺の力は予知能力だけじゃない? ……『力』? 『才能』とか『能力』? 『力』?)
 そう思った時、謙次は閃きました。
 キュリアを救うことが出来る方法を!
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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