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キュリアと謙次 にひゃくきゅうじゅうろっかいめ!

ケーケー「危ない。更新が間に合わないかと思った」
イノブン「72時間もあるのに、ギリギリで更新するとか、完全にダメ人間と化したな」
ケーケー「雷ちゃんのせいだわ」
イノブン「『なによもー、ひどーい』と言いながら、錨を振り回す雷に半殺しにされてしまえ」


<前回のあらすじ>
 謙次より、もうすぐ殺されると告げられたキュリアは、
「……そうだ! フェニックスは!?」
 ダメもとで、謙次にそう尋ねます。
 しかし、返ってくる答えは意外なものでした。
「ここにいるよ」
 しかも、それは謙次の声ではありません。


↓ 本編 ↓
 キュリアと謙次は声の聞こえた方を見ます。すると、何もない空間からパッとフェニックスが現れました。本当に、一瞬でパッと現れたんですよ。まるでスイッチをONするとすぐに点灯する電球のように、パッと現れたんです。
 突然フェニックスが現れたのに、謙次もキュリアも驚きませんでした。謙次は予知能力でフェニックスが現れることをあらかじめ知っていましたし、キュリアは自分自身の命が危険にさらされており、驚いている場合ではありませんでした。
 キュリアは、フェニックスが現れるや否や問いかけます。
「何しに来たの?」
「僕はただ君たちと遊びに来ただけだよ」
 フェニックスは答えます。
「もうすぐ朝食の時間だよね? だから、何も起こらなければゆっくり談話でもできると思ってね」
 フェニックスは、きちんとキュリアの問いに答えました。しかし、キュリアは、
(もしかしたら、フェニックスが助けてくれに来たのかもしれない)
という希望を抱いており、その確認のために『何しに来たの』と問いかけたのです。
 フェニックスは『先読み』で相手の考えが読めるため、当然ながらキュリアの希望を知っています。
 その希望を知った上で、あえてフェニックスは言います。
「ちなみに、分かってるとは思うけど、僕が君を助けることはしないからね」
 キュリアの希望を打ち砕くための発言。しかし、きっぱりとそう断言しなければ、キュリアは自身の希望にすがり、死を迎えるまでの貴重な時間を無駄にすることだったでしょう。
 フェニックスがキュリアの命を救おうとしない。過去に、洗脳されたガイがキュリアを殺そうとした時もそうでしたが、これはそういう約束があるためなのです。
 虐殺を行った罪は、キュリアを命の危機に瀕し、死の恐怖を感じさせるで償わせよう。そう考えたため、フェニックスは自分の手でキュリアを殺さずにおいたのです。なのに、もし命の危機がやってきた時にフェニックスが助けてしまうと、キュリアが死の恐怖を感じなくなってしまうでしょう。それゆえ、フェニックスはキュリアの命の危機を救わないようにしているのです。
 さて、フェニックスの手を借りることができないと知ったキュリアはというと、
「……謙次、これから私を殺しに来る相手について、いますぐ教えて! 言葉で説明すると間に合わなくなるから、『テレパシー』で伝えて! 早く!」
 自分が生き延びられるよう、頼みの綱である謙次から少しでも多くの情報を引き出そうとしました。
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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