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キュリアと謙次 にひゃくきゅうじゅういっかいめ!

<前回のあらすじ>
 キュリアに引き続き、ガイもやられました。


↓ 本編 ↓
「今のところは、こちらが優勢でござるな」
 テルモトが言いました。
キュリアとガイがやられ、キュリア側の戦闘員は残すところマリエルのみとなりました。3対1なので、ナンバー4のチームにとっては『優勢』というよりも、『圧倒的有利』というべきでしょう。
しかし、マリエルはテルモトの言う『優勢』という言葉に対して、こう切り出します。
「そうね。……でも、勝負は最後の最後まで何が起こるか分からないわ」
 まだ私はあきらめていない、という意思表示。
 相手がナンバー4でなければ、この言葉で盛り上がるところなのかもしれませんが、如何せん相手がナンバー4の出来レースですからね。
(作者:なお、今回の戦闘において、最初を除き謙次のアドバイスが一切ないことにお気づきでしょうか? 言い忘れていたのですが、今回の戦闘はキュリアチームがどうやっても敗北するという予言を謙次が出していました。3対3の戦いで敗北するのはもちろん、1対1の戦いで3人とも敗北するという予言です。なので、謙次のアドバイスに従ったところで、どうせ敗北してしまいます)
 確か、謙次の能力による予言はほとんど当るんだっけ?
(作者:はい。一度、謙次の予言が当らなかったこともありましたが、その時以外は見事予言通りに事を進めることができていました)
 なるほど。つまり、今回の戦いは、確実に負けると?
(作者:謙次の予言が的中すればですけどね)
 え? それはどういう……?
 そんなやり取りをしている間に、マリエルとテルモトの戦闘が始まってしまいました。
 テルモトは、異次元空間に繋がる楕円形のゲートをマリエルの周辺に出現させました。
 しかし、マリエルがそれらのゲートに触れた途端、跡形も無くゲートは消え去ってしまったのです。
「ふむ」
 ここで、テルモトは腰の刀を抜き、マリエルに斬り付けようとします。
 マリエルくらいの強さになると、鋼の刀で切りつけられたところで、表皮が傷つくだけで、たいしたダメージにはなりません。刀による攻撃よりも、拳による攻撃の方が遥かにダメージがでかいのです。
(作者:ゴム刀以外の武器が本作品に登場しなかったのは、このためです)
 しかしなんと、テルモトは時空系の魔力を刀に浴びせることで、空間的に物を切断する斬撃を行うことが出来るのです。この斬撃を喰らうと、どんな硬いものでも切断されてしまいます。
 ただ、この斬撃を喰らっても、マリエルにはほとんどダメージが入りませんでした。
 マリエルが纏っている伝説系の魔力により、時空系の魔力が無力化されたのです。
 この隙に、マリエルはオレンジと緑の色が混ざったような柄の円盤を用意していました。
「『エーシェントカッター』!」
 マリエルの放つその円盤は、伝説系の魔力が混ざっているため、テルモトの時空系魔法で防ぐことができません。
「見事」
 テルモトは顔に笑みを浮かべて言いました。しかし、テルモトは跳躍し、ギリギリの所でその円盤をかわしてしまいました。
 テルモトの時空系魔法は無力化されるのに、マリエルの魔法はテルモトに通用する。
 ……これは、ひょっとして謙次の予言が外れてしまうのではないだろうか?
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