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DESTINY~風野 息吹の運命~⑮

↓今回、格ゲーが出てきますが、僕はあまり詳しくないので、ところどころ変なこと書いてるかもしれませんが↓


「うおっ! かおりん強っ!?」
 格闘ゲーム『永楽大典』で負けた風野が言った。
「かおりんの使ってる『カエサル』ってやけに強くない? よし、次私も使おっと」
「おい、それはやめておいた方が……」
 村本の言うことを聞かずに、風野はプレイヤーキャラとしてカエサルを選択し、水原と再戦することにした。
 ……が、早々に水原が使ってるカエサルからジャブの3連コンボを喰らい、体力を3分の1以上削られてしまった。
「うわっ、これ攻撃発動するの遅っ!!」
「風野、もう分かったと思うが、カエサルはとてつもなく使いにくいキャラなんだ。確かに一発一発の攻撃力は半端なく強いけど、その代償がちゃんとあるんだ」
「ちょっ、ムラマサ、知ってるなら早く教えてよ!!」
「……教える前にお前がさっさとキャラ決めて始めちまったからだろ」
「……ちなみに、カエサルの使いにくいところはまだあるよ。……私は何もしないから、ちょっとジャブをやってみてよ」
 水原が口をはさんだ。そして、
「……村本君、一応言っておくけど、……これは別にハンデとかじゃないから」
 と付け足した。
「分かってるよ、水原。……さ、風野、やってみてくれ」
「分かった。……えっと、こうだな……、あれ?」
 しかし、風野のカエサルが水原のカエサルに一発ジャブを入れると、水原のカエサルはすぐ吹っ飛んでしまった。
「え!? 何でそこで吹っ飛ぶの!? まだ一発だよ!? 3発続くはずだろ!?」
「息吹、……これがカエサルの使いにくいところだよ。……通常のキャラとはジャブのタイミングが違って、その上そのタイミングがきわどいんだ。……しかもタイミングを間違えてジャブのAボタンを押したりしたら、そこからジャブは続かなくなって、相手は吹っ飛んじゃうんだ」
「ええ!? そんなに難しいの!?」
「……というわけで、そろそろ再開していい?」
「え? ……ああ、いいよ」
 風野は、
(……どうせ負けるだろうからいいや)
 と思いながら答えた。
 そしてすぐに、風野のカエサルの体力が残り僅かになって、水原はカエサルに『バリアブレイクカノン』を発動させた。
 風野はこの技をガードして耐えれるかどうかと思いながらも、カエサルにガードをさせた。しかし、無残にガードが破られ、風野は戦いに破れてしまった。
「……風野、今の技はな、ガードするとガードしていない時の倍のダメージを喰らう技なんだ」
「……かおりんは、よく使えるよ、こんなキャラ」
 自分の言ったことが偶然、五、七、五になっていることも気づかずに、風野は言った。
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好きなゲーム:ぷよぷよ

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