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DESTINY~風野 息吹の運命~⑭

↓宣言って、本当に効果ありますね。あの本読んでてよかった~♪↓


 翌日、部室の前で、
「おっす、水原!」
「おっす、かおりん!」
 村本と風野が水原に挨拶した。
 水原は、
「……おっす。……あれ? ふたり一緒だったの?」
「ああ、さっき廊下でムラマサと偶然会ったからね。そういえば、かおりんはどこの掃除だったの? 私のところが一番早く終わるって聞いたんだけど」
「……サボり」
「……え?」
「……だから、サボり。先生に許可もらって、掃除サボってる……」
「何い!? ……あ、サンキュ、ムラマサ」
 水原と風野が話している間に、村本が部室の鍵を開けた。
 部室に入り、テーブルについて、風野が言う、
「それで、かおりん、何そのサボりって……?」
「いやまあ、コイツは本当に掃除が大っ嫌いみたいでさ、毎回反省文書いて掃除を免除してもらってるみたいなんだ」
 水原のかわりに村本が説明した。
「それほどまでに!? え、かおりん、なんでそんなに掃除が嫌いなの!?」
「理由は特にないけど……、嫌いなものはしょうがない。……掃除は精神的に受け付けないんだよ」
「……へえ、でも小学校や中学校ではやらされなかったの?」
「……無理やりやらされた、というよりほうきをもっただけだけど……、それですぐに私は失神して、それ以来は掃除を免除された……」
「失神するの!? たかが掃除で!?」
 風野は驚いた。村本も初耳だったようで、驚いている。
「……たかが掃除。されど掃除……」
 そういう水原に対し、村本は
「なんかもっともらしいけど、もっともらしくないな。……うん、自分でも何言ってるか分かんねえや」
「……ちなみに、この高校では私が先生に何度も何度も訴えたために、……私に掃除させることなく免除された」
「へえ、よかったじゃん」
と、風野。
「……さすが早川先生だよ。……私の通ってた中学校にわざわざ連絡を取って、私の言ってることが本当かどうか確認してくれるなんて……」
「……つまり、お前の言ってることを始めから信用していたわけではなかったんだな」
 村本はつっこんだ。
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趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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