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キュリアと謙次 にひゃくごじゅうろっかいめ!

<前回のあらすじ>
 エルカは懇願した。
「助けて、……ここから連れ出してよ、キュリア! あと2ヶ月も、こんな目に遭うなんて嫌よ! お願い! ここから私を連れ出して!!」
ケーケー「何でも言うこと聞きますから!」
イノブン「淫夢厨は帰れ」


↓ 本編 ↓
 突然、エルカに懇願され、戸惑うキュリアであったが、
「……無理だよ、エルカ」
 キュリアは申し訳なさそうに言います。
「ここからエルカを連れて抜け出すことぐらいは、ひょっとしたらできるかもしれない。だけど、ここの係の人がフェニックスか、または『ナンバー4』みたいに強い人を呼んだりしたら、私たちはすぐ捕まる」
 ここで、ふと登場した『ナンバー4』について気になった謙次ですが、今問いかけると話がこじれるので、黙っておくことにしました。
「捕まったらその時はその時よ!」
 そう主張するエルカですが、
「捕まったら、さらにエルカの刑期が延びるよ。……ひょっとしたら、生きてここをでることができなくなるかもしれない」
 キュリアの発言を聞いて、エルカは絶句します。……でも、脱獄するわけですから、捕まったら当然刑期は延びますよ。
「それに、私も殺される」
「キュリアが、殺される……? 何で……?」
「当然だよ。私はフェニックスに生かされている身なんだよ。エルカがここで刑罰を受けているのは、フェニックスの意向による。フェニックスが政治的犯罪を嫌うからなんだよ。ここでエルカを助けると、フェニックスの意向に反することになる」
「だからって、殺されるわけ……」
「殺されるよ。本来生きてちゃいけない存在を、無理やり生かしてるだけだからね」
「そういうわけです。諦めて下さい」
 突如、キュリアでもエルカでもない、女性の声が聞こえました。
「エルカさんを連れてここを出ることも不可能です。『ナンバー4』の1人が、ここにいるのですから」
 声のする方向を振り向くと、白いモフモフな服を着た、おっとり顔の少女がいました。金髪金眼で、年齢は14歳くらいの少女です。
「ミ、ミカエル……。ど、どうして、ここに……?」
 キュリアはひどく怖がった様子で、そう尋ねました。
 ミカエルと呼ばれた少女は、嬉しそうにこう答えます。
「だって、ここの受刑者が廃人になる瞬間は、見ててすごく興奮するのです! すごく辛そうで、たまらないものがあります!」
 あ、この子すごくヤバい子だ。
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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