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キュリアと謙次 にひゃくよんじゅうろっかいめ!

 キュリアと謙次が降り立った国は、替わった建物が並んでいました。普通の国では、コンクリート製の家やビルが目立ちますが、この国では、一軒家サイズまたはビルサイズの岩を掘って、家やビルにしたような建物がほとんどです。岩の形は、普通の家やビルの形はしておらず、みなさんが大岩をイメージしたときに思い浮かぶ感じの、表面がゴツゴツした形をしています。
 原始的な国だなと思うことなかれ。建物はそんな感じですが、その建物の中では電気製品が売られていたり、冷気のある囲いの中で生鮮食品が売られていたりと、他国と同じような感じなのです。他国と異なるのは、あくまで建物の形ぐらいで、建物の中はほぼ同じなのです。
 さて、キュリアが降り立った途端、周りの人がざわめき始めました。
「あの子、ジェノサイドじゃない? 何でここにいるのよ?」
「この国には近づかないんじゃなかったのか?」
「ま、まさか、これから俺たち殺されたりしないだろうな」
 こんな感じです。他の国でも、キュリアが近くにいるとあたりがざわつきますが、今回はいつも以上にざわついています。これは、キュリアもしょんぼりするしかありません。
 すると、
「お、お前、キュリアか!?」
 驚いたような声がキュリアの後ろから聞こえました。そこには、1人のおじさんがいました。
 キュリアはそのおじさんを知っています。正確には、このおじさんは幼い頃、キュリアと知り合っていて、それを思い出したのです。
「ひょっとして、リュカ?」
 おそるおそるキュリアが聞くと、
「正解! 良く分かったね!」
 そう答えるリュカおじさん。
「よく帰ってきたな、キュリア! 今から、昔の奴隷仲間で仲がよかったやつを呼んでくるから、ウチに来いよ!」
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