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キュリアと謙次 にひゃくさんじゅうごかいめ!

 炎が消え、青年は周りを見回しました。
「……いないな。どうやら、最強と恐れられるフェニックスも、たいしたことなかったようだな!」
 青年がそういうと、後ろから誰かに肩を叩かれました。
「そんなわけないでしょ」
 青年が振り向くと、そこには呆れ顔のフェニックスがいました。
 青年は一瞬恐怖しました。辺りを見回しても見つけられなかったのに、簡単にフェニックスに後ろを取られていたことに。
(作者:ちなみに、フェニックスは青年が見回してる間、光の速さで、ずっと相手の後ろにまとわり続け、見つからないようにするというよくあるあの行動を取っていただけです)
「真面目にやれよ! お前は俺に勝つ気があるのか!?」
 青年がそういうと、フェニックスは、
「勝つ気? 何にだい? ……もしかすると、君は何か勘違いをしているんじゃないのかな?」
「勘違い?」
「これは勝負じゃない。君の公開処刑だ」
 その言葉を聞いて、青年の顔がこわばります。
 フェニックスは構わず続けます。
「これは、君に殺された人たち、そして、生き残ったが大切な人を失った人たちのための、せめてもの憂さ晴らし。だから……」
 フェニックスは一呼吸置き、続けます。
「絶望せずに、ちゃちゃっと死んでもらうわけにはいかないんだよ。その辺は勘違いしないでほしいな」
 フェニックスの言葉を聞いていた青年の顔には、恐怖の色があります。
 しかし、最後まで聞いていたことで、別の感情が湧き上がってきたようです。
「……ふざけやがって」
 それは、怒り。
「なめてんじゃねえぞ! フサエホウリン!!」
 青年が言うと、周囲に無数の輝く球体が現れました。
 これは、超高エネルギーの球体を相手にぶつける無限呪文。しかも、追尾機能つきです。
 無限呪文なので、当たったら終わりです。
 その上、球体はいったん動き出すと、光の速度で動きます。つまり、今のフェニックスと同じぐらいの速度です。
 今、フェニックスは無数の球体に囲まれた状態。その状態で、球体が動き出します。
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