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キュリアと謙次 にひゃくにじゅういっかいめ!

↓ フェニックスの妻、ウインドの胸から上を粉砕したキュリア! ついに人を殺してしまったか!? ↓


「はあ……。ウインド、廊下が血ですごく汚れちゃったじゃないか。どう考えても目に毒だから、早く元に戻ってくれるかな?」
 謙次の頭になにやら魔法をかけながら、フェニックスは言いました。
 その言葉に、
「はーい!」
 ウインドの下半身は答えました。
「え?」
 驚く謙次。それはまあそうでしょう。上半身のほとんどがふきとんだ人間が、返答したのですから。
「『コンストラクション』!」
 下半身しかないウインドがそういうと、周りに散らばっている赤いグロテスクなものが、ウインドのところに集まり出しましたキモい。そして、
「復活!」
 傷一つない、ウインドができました。
「まったく。僕が精神安定作用のある魔法を使ってなかったら、謙次は吐いてただろうに」
 そう言って、フェニックスは謙次に魔法をかけるのをやめました。確かに、こんなグロシーンを見たら、普通は吐きますよね。
「……どういう、ことだよ?」
 キョトンとして謙次が聞きます。グロシーンをしっかりと見ていたのに、精神安定作用のある魔法が掛けられてない今も、キョトンとしていられる謙次がすごい。いや、そんな作用を引き起こす魔法の方がすごいのか。
「どういうことって? ああ、ウインドが死ななかった理由?」
 フェニックスが聞き返し、さらに続けます。
「それがウインドの能力だよ。『死ななくてもいい』能力。致命傷を受けても、死にたくないと思っていたら、意識と感覚を保っていられる能力だよ。僕やキュリアは、肉体はそこそこ強いけど、脳をつぶされたら死んじゃうんだ」
 あ、やっぱり脳はまずいんだ。フェニックスって、血を吸いつくされても生きてたから、何やっても死なない気がしたんだけど。
「でも、ウインドは違う。ウインドは脳を木っ端みじんにされても意識を保っていられる。死にたくないと思っていれば、何があっても死なないんだよ」
「それは、すごい能力だな」
 謙次が言います。
 フェニックスは、
「さて、じゃあ気を取り直して、客室に案内するよ。ついてきて!」
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