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キュリアと謙次 にひゃくにじゅっかいめ!

「へぇ。じゃあ、あなたが謙次なのね」
 ウインドは、フェニックスに紹介を受けてそう言いました。
「……にしても」
 謙次は言います。
「この国には、男は18歳以上じゃなければ結婚できないとか、女は16歳以上じゃなければ結婚できないとか、そういう法律がないのか?」
 確かに、ウインドは見た目9歳ぐらい。現在の日本では結婚なんてできません。
 謙次の言葉に、ウインドが反応します。
「え!? まさか謙次、『アンチフェミ』!?」
 ウインドは目をキラキラさせています。……シーノと同じような性質を感じるけど、気のせいなのか?
(作者:ちなみに、『アンチフェミ』とは、男女不平等主義者、すなわちアンチフェミニストの略です。男と女、どちらかの優位を訴え、世間からうっとうしがられます。
たとえば、『女は男の奴隷として扱われるべきだ!! なのに、どうして平然と街を歩いている!?』みたいなことを主張したり、『男は生きている価値がない。死ね』と主張したりする人がアンチフェミです。うざいですね。
この時代では実際にこういう人がいるわけですが、少し考えてみてください。もしあなたがアンチフェミだと疑われたら、嫌ですよね。みんなからうざがられるわけですから。
 そういうわけで、みんな自分がアンチフェミだと思われないように、男女についてほとんど何も言わなくなったのです。一人称が『俺』の女性がいたとしても、スカートをはいている男性がいたとしてもです。
 今謙次がアンチフェミだと疑われたのは、男女で制限が異なる法律を挙げたから。このように、この時代では少しでも男女不平等要素を含む言葉を口にするだけで、アンチフェミの疑いをかけられるわけです)
 お前にしては比較的分かりやすい説明だが、作者コメントでそんなに行を使うな!!
(作者:あ、すみません、つい)
 どうせこの設定を覚えてる読者は読みとばすんだから。
(作者:え!? 何それヒドイ!!)
 いや、ひどくないと思うけど。むしろ当然だと思うけど。
 ……さて、本編に戻りますか。
 こっそりフェニックスにアンチフェミ疑惑を解いてもらい、謙次は話を続けます。
「あと、確かお前50歳だろ? 年の差ありすぎだろ!!」
 そう言って、謙次はフェニックスにロリコンの疑いをかけます。……しかし、
「……え? 私、フェニックスより3つ年下なだけだけど?」
とか言うウインドに、
「……え?」
唖然とする謙次。まさかウインドも、キュリアと同じような設定か?
 ウインドはキュリアに迫り寄り、笑顔で謙次に向かって言います。
「私たちは、2人ともオバサンなんだよ!」
 ……あ。
(作者:……あ)
「……ちょっと、ウインド。今、何て?」
「だから! 私とキュリアは、オバサ……」
 ウインドが『ン』を言いかけた瞬間でした。キュリアの拳が、ウインドの顔面に当たりました。
 ……そして、砕けました。ウインドの頭が。
 一緒に弾けてなくなりました。ウインドの胸から上が。
「……え?」
 再び唖然とする謙次。もちろん、先ほど唖然としていた時と、心境はかなり異なります。
 ちなみに、勘違いしてはいけません。今謙次が唖然としているのは、謙次の目にグロ画像が映っているからではありません。
(キュリアが、人を、殺した……?)
と思ったからです。
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