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キュリアと謙次 ひゃくじゅうきゅうかいめ!

「ここがフェニックスの家かぁ」
 謙次とキュリアがフェニックスに連れられたのは、モンスター王国の中心、フェニックス城。
「って、城じゃねえか!!」
「ちなみにこの城は、この国の政府でもあるよ。この国は王である僕が政治の主導者だからね」
 そう語るフェニックス。そういえばコイツ、一国の国王にして世界の支配者的な立ち位置にいるんだっけ?
 さっそく、城の中に入った謙次たち。1階の廊下を歩いていると、私服を着て事務仕事をしているたくさんの人を目にしました。
「なあ、フェニックス。あの人たちは?」
「ああ、『政務員』だよ。この城で政治関係の仕事をしてるんだ。『政務員』は、事務仕事から法の改正まで携わって、この国を左右させることのできる唯一の職だよ」
 国会議員と事務職を掛け合わせたような職みたいですね。国を左右するってことは、さぞかし給料が良いのでしょう。
(作者:ちなみに、給料は3食部屋付きで20万円です)
 安っ!?
(作者:この時代の通貨単位は円じゃないですが、換算するとそうなります。ちなみに、この職には誰でもなれるわけではなくて、『政務員試験』という難しい試験に合格しなければなりません)
 でも、誰が就きたいんだよ、こんな職。3食出ても、あまり待遇が良くない気がするし。
(作者:これは、フェニックスの方針です。こんな待遇でもこの職を希望する人は、まず間違いなくこの国の政治に携わり、この国を良くしようと思っている人でしょう。待遇はあまりよくありませんが、この職に就けば、一応生活に困ることはないわけです。だから、この職に就いてもちゃんと生活していけるかどうか不安だと思い、この職を目指すのを諦めるだなんて思うこともありません)
 なるほど。
「あれ? フェニックス! キュリア!」
 廊下で、緑髪の少女に声を掛けられました。年齢はキュリアより1歳ぐらい年下に見えるぐらいの年齢で、すらっとした容姿に似合わない巨乳が目立つ少女です。
「ただいま、ウインド!」
「ウ、ウインド!? ってことは……」
 謙次は驚きます。謙次は珍しく、フェニックスの口にした言葉を覚えていました。
『何だ謙次? 僕がキュリアに浮気しているとでも言いたいのかい? 失礼な! 僕は自分の妻のウインドの他には、モンスター王国第二王女のセリアと、ピラニア王国王女、アトランティス王女、そしてその他、故あって夜を共に過ごした千人余りの女性としかそういう関係は築いていない!!』
「この人が、フェニックスの……」
 驚く謙次に、フェニックスは笑顔で言います。
「妻だよ!」
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