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キュリアと謙次 にひゃくじゅうななかいめ!

ケーケー「ツイッターでフォローしまくってたら、規制された」
イノブン「メールで、この人をフォローしてみませんか、的なのが来るのに、フォローしまくるのはダメなんだな」
ケーケー「そこ、そこが納得いかない。一時的にだけど、フォローもフォロワーも0になっててマジ焦った」
イノブン「これはひどい(笑)」
ケーケー「(笑)つけんな」


↓ 本文 ↓
「やったよ謙次! 謙次のおかげだよ!!」
 正義の味方を見事倒し、キュリアは家に戻ってきました。
 キュリアにほめられ、謙次はうれしそうです。
 どうやら、『グライヴスラッシャー』が致命傷となったようで、あの後正義の味方は気を失ってしまいました。
「やっぱり、『先読み』だと本当の『先』が読めないから、謙次の能力は本当に役に立ったよ!」
「『先読み』だと本当の『先』が読めない?」
「うん! 『先読み』って言うのは、相手の顔から相手の次の行動を推測することだって、前説明したよね?」
「ああ。……すると、お前の『先読み』だと相手が次にどう行動しようとしているか、完全には読めないということか?」
「うーん、『その時』相手がどう行動しようとしているかなら分かるんだけどね」
「その時?」
「うん。私レベルの人になると、だいたい『先読み』が使えるんだよ。だから、互いに先読みが使える場合、互いに相手の次の行動を読むことができるんだよ」
「うん。……それで?」
「まあ、分かりやすいように実験してみようか?」
「実験? できるのか? 俺に、先読みが」
「できないよ」
「ありゃ? じゃあ、実験って、どういうことだ?」
「そうだね。ここに消しゴムがある」
 そう言って、キュリアは消しゴムを手にとって、謙次に見せます。
「この消しゴムを右手か左手、どっちかの手で握るから、どっちの手で握っているかを当てるゲームだよ」
「ああ、それなら知ってるよ」
「さて、謙次は先読みが使えないから、ここで私が次にどういう行動に出るつもりなのか、教えてあげるよ」
「え?」
「私は今、右手に消しゴムを隠そうとしている。……これは、本当だよ。嘘で言ってるわけじゃないからね」
「え? ……どういうこと?」
 謙次の疑問をよそに、キュリアは両手を後ろに回し、グーにして謙次の目の前に出しました。
「さあ謙次! さっきの私の言葉が嘘じゃないなら、アンタはどっちを選ぶ!?」
「……当然、右手を選ぶだろ?」
「でも残念! 消しゴムは左手にありました!」
「やっぱり嘘じゃねえか!!」
「ち、違うよ!! 私嘘ついてないよ!!」
「じゃあどこが嘘じゃないって言うんだよ!! 右手で持つって言ってただろ!!」
「うん!! それは本当だよ!! 私はさっき、右手で持とうとしていたよ!!」
「おう!! だったら!! ……え?」
「……さて、混乱して何が何だか分からなくなる前に、そろそろ説明しておこうか。私は『さっきは』右手で持とうとしていた。これは事実だよ。でも、これを言ったら謙次は右手を選んで当てちゃうよね?」
「そりゃそうだろ? だって、お前が右手で持つって言ったから」
「だから、左手で持とうって、考えを改めたんだよ」
「やっぱ、そんなこったろうと思ったよ!! ……それで、それが『先読み』の話と何の関係があるんだよ?」
「うん。今の実験で一番重要なのは、私が謙次の次の行動を読んで、私が次にどういう行動をすべきか『改めた』ということだね」
「改める?」
「そう。先読みが使える人は、相手の考えを読んで、常に次の行動を改めているんだよ。だから、単に相手が『そのとき』どんな行動に出ようとしているかが分かっても、その行動を改めちゃうから、実際は全く違う行動をしてくるんだよ」
「え? だったら、先読みってあんまりする意味ないんじゃ……」
「先読みができない人とできる人が戦ったら、先読みができる人の方が有利だね。だって、先読みができれば次の相手の行動が分かるから」
「でも、先読みができない人が次の行動を改めたら?」
「どうやって?」
「え?」
「相手がどういう行動をしてくるか分からないのに、行動の改めようがないよ。先読みのできない人は、『次にこういう行動をしよう』ってしっかり作戦を立てて攻撃してくる。だから、先読みで読んだ通りの行動をしてくるんだよ。でも、互いに先読みができる人同士が戦ったら、互いに次の行動を改めるから、先が読めない」
「そういうことか」
(作者:ちなみに、先読みができる人同士の戦闘では、①次に自分が行おうとしている行動が『相手に知られている』こと、②相手が次にしようとしている行動を読んで『改めようとした自分の次の行動』の2つを考える必要があります。①は、相手が自分の次の行動を読んで、どう次の行動を改めるのかという判断材料になります。②は①の逆で、自分が瞬時に改めた行動を相手に推測されていたらマズいのは、なんとなく分かりますよね。だから、その裏をかいて、相手が推測できないような行動を考えることが重要なのです)
 ……長くて良く分からん。
(作者:あ、すみません)
 でも、お前の話を聞いてると、それって無限ループに思えるんだけど。
(作者:無限ループって、恐くね?)
 真面目に聞け!!
(作者:ごめんなさい。確かにその通りです。自分の次の行動を決める→相手に先読みで読まれる→自分の行動を改め直す→相手にその行動を推測される→自分の行動をさらに改め直す→また相手にその行動を推測される→自分の行動をさらにもう1回改め直す→またまた相手にその行動を推測される……の繰り返しになります)
 だよなぁ。それで、その無限ループの終わりは?
(作者:ないですよ。無限ループだけに)
 え!?
(作者:強いて言うなら、実際に行動に移す時がそのループの終わり)
 なるほど。
「まあ、話を戻すけど、謙次の能力で私に伝えてくれたことは、『先読み』で読んだ行動とは違って、本当に相手が取った行動だから、すごく助かったんだよ!! ……まさか、2度も謙次に命を助けられるなんてね」
「え?」
「1度目は、聖室庁裁判所の時。今回が2度目」
「そんな、命を助けただなんて大げさな」
「おおげさじゃないよ! あの正義の味方は、私の実力じゃ全く勝ち目がなかった。力の差が歴然だったんだよ」
「そ、そうなのか」
「私は相手の力量がだいたい分かるんだよ。少なくとも、自分が確実に勝てる相手なのかか、どうやっても勝てない相手なのかぐらいは」
「へ、へぇ」
 1へぇ。100円だな。
(作者:やった! う○い棒が10本買える!!)
「謙次が今日『テレパシー』を覚えていてくれてなかったら、確実に私は死んでた。……だから、もっと誇ってよ、謙次」
「……お、おう」
 言われて、照れる謙次でした。
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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