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キュリアと謙次 にひゃくじゅうさんかいめ!

『予言したのは俺だけど、正直驚いたよ』
 キュリアが昼食の食材の入った袋を持って飛行してるときに、謙次はテレパシーで伝えました。
『まさか、フェニックスが捕まえられないようなやつが、この世にいるなんて』
 あの後、フェニックスが駆けつけましたが、逃げた犯人がどこにいったのか分からず、捕まえることができなかったのです。
『フェニックスがその場にいれば、捕まえられたのかな?』
『いや、それはないと思うよ』
 謙次の考えを、キュリアはあっさり否定しました。
『この世界には、どうやって犯行に及んだのか、どうやって逃げ切れたのか、それをバレないようにして犯罪を犯すことのできる技術があるんだよ』
『え!? そんなのどうやって!?』
『言葉で説明するのは簡単だよ。誰にもバレないトリックを考えればいい。それだけ』
『それって、すごく難しいことじゃないか?』
『もちろん。でも、魔法や個体能力を使えば、手段は無限に増えるだろうし、ひょっとしたら私たちの知らない未知の能力があるかもって話もあるよ』
『未知の能力?』
『まあ、そういう話もあるよってこと。魔法でも個体能力でも、バージョン2でも呪文でもない、未知の能力が』
『ふーん』
 自分で聞いといて、その話はどうでもいいやと言わんような反応をするようなクズっぷりは相変わらずですね。
『でも、そんなことより、謙次』
 キュリアのその言葉の直後、急に家の扉が開きました。
 突如、家の中に入ってきた人は、言います。
「テレパシーの習得、おめでとう!!」
 そう言われ、謙次は満面の笑みでこう答えました。
「ああ、ありがとう、キュリア」
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好きなゲーム:ぷよぷよ

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