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キュリアと謙次 にひゃくじゅっかいめ!

※月曜更新分です


 アテラスたちとのバトルが終わり、1ヶ月後。謙次が『テレパシー』の魔法を勉強し始めてから1ヶ月後のことです。
 ここ1ヶ月ほど、謙次は朝早く起きて『テレパシー』の勉強を始めています。
(作者:以前は、朝ごはんができたぐらいにキュリアに起こされる感じだったのですが、今はキュリアと同じ時間に起きるようにしています)
 今はキュリアが買い物に出かけている時間ですが、謙次はこの時間も『テレパシー』の勉強に励んでいます。
(作者:以前だったら、間違いなくゲームしてたのに……。『お前の食べるもの買いに行ってくれてるのに、お前は家でぐうたらしてるとは何事だ!?』状態だったのに……)
 人って変わるもんだな。
(作者:そうですね)
 ……まさか、お前!? 何の取り柄もないような人でも、たとえ自分をダメ人間と思っている人でも、コミュニケーション障害[コミュしょう]でも、頑張って人の役に立てるときが必ず来る的なメッセージを込めて、この小説を書いたのか!?
(作者:……は?)
 ……あれ?
(作者:……なにそれカッコイイ。じゃあそういうことにしとこう)
 ……申し訳ありませんでした読者様方。コイツがそういうことを考えてるわけがありませんよね。
 さて、話を戻します。テーブルの上には、『テレパシー』の教科書と、『テレパシー』のプログラムにおける個々の処理を、自分なりにまとめた紙が置かれていました。
(ここがこうで、……次にアレを実行するんだよな?)
 謙次は『テレパシー』のプログラムを頭の中で再確認しました。
(……よし! これで完璧なはず!! キュリアと連絡が取れるか、試してみよう!!)
 え!? 何、もうできるの!?
 確か魔法って、一般人には難しすぎて使えないから、一部の人しか使ってないんですよね? それを謙次が使えるの!?
『キュリア、聞こえるか? 昼飯はカレーが食べたい』
 メッセージがひどい!
『え? 謙次!?』
 通じちゃったよ!! 成功しちゃったよ、『テレパシー』!!
 でもこれって、一般人には難しすぎて使えないから、一部の人しか使ってないっていう設定と矛盾してない?
(作者:矛盾してないですよ)
 え?
(作者:たとえば、東大に合格するぐらい優秀な文系の高校生が、必要ないのに3Dゲームを作れると思います? ちなみに、その人はゲームをやらないし、気になることがなければパソコンを使うこともないっていう設定です)
 うーん。……無理だろうな。いや、3Dゲーム作らなきゃ死ぬ的な場面だったらともかく、……無理があるな。
(作者:そうです。いくら頭が良くたって、やる気がなければ無理なんです。魔法が使えると便利に見えますが、暗記ものな上に魔法のプログラムの仕組みを理解する必要があります。プログラムは、得意な人と得意じゃない人がいますからね。だから、頭がよけりゃ魔法が使えるってわけじゃないんです)
 なるほど。でも、魔法みたいに便利なものなら、誰だって覚えようとする気がするんだけど。
(作者:じゃあ、イノブン、T○EICっていう英語試験は分かる?)
 一応、伏字にはするんだな。伏せれてないけど。
 アレだろ? 就活でハイスコア持ってると有利になるやつだろ? 合格・不合格はなくて、10~990点で評価されるやつ。
(作者:その通り。でも、T○EIC自体を受けてなかったり、受けてても『コイツ英語苦手なんだな』と判断されるようなスコアの人は割と多くいるのです)
 そりゃあ、英語が苦手ならそうなるだろ。英語の勉強って、めんどくさいし。
(作者:魔法の勉強は、おそらくもっとめんどくさいと思いますよ)
 ああ、なるほど。
(作者:魔法を勉強してみようって人は、割と多いのですが、大体3日坊主です。『こんなん無理!!』。だいたいの人がそう言います)
 なるほど。
(作者:まあそもそも、この時代には地下交通機関が発達しているので、空飛べるようになってもならなくても、移動に不便はないのです。『テレパシー』なんて、電話使えば会話できるし)
 でも、交通費とか電話代とかかからなくなるだろ?
(作者:でも、魔法使っている間は集中力が必要ですよ。長いプログラムを頭の中で思い出して使っているので。移動中や電話中に、そんな集中力を使いたいですか?)
 使いたくないです。申し訳ございませんでした。
(作者:まあ、話を戻すと、謙次が魔法を使えたのは、①キュリアのために役立ちたいと思っていた上に、②プログラムに苦手意識を感じなかったからです。だから、たった1ヶ月で成功できたのです)
 なるほど。
『すごい謙次!! 「テレパシー」だよね、これ!!』
 謙次の声を聞いて、キュリアは大喜びのようです。
『ああ!! ……よかった、通じたか!!』
『うん!! あ、喜んでるところ悪いけどさ』
『ん?』
『今裁判中なんだ、ごめんね』
『え?』
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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