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キュリアと謙次 にひゃくななかいめ!

※この回は金曜更新分です。


キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


「奥の手?」
 アテラスは、キュリアの言葉を聞いて首をかしげます。
「うん。奥の手。本当は使いたくなかったけど、なるべく安全には配慮するよ」
 安全? つまり、使うと危険な手なのでしょうか。
 キュリアは言い終わると、両手の平をアテラスに向けました。
 すると、キュリアの手の平のすぐそばで、黒球が大きくなっていきます。
(黒球? なんか、この魔法って、『グレイヴスラッシャー』に似てるわね)
 アテラスがそう思っていると、キュリアはその魔法の名前を叫ぶと同時に、アテラスに向けて放ちました。
「『グレイヴスラッシャー』!!」
「っておい!?」
 これはアテラスもノリツッコミせざるを得なかったのでしょう。先ほど、使っても無駄だということを証明された『グレイヴスラッシャー』を、奥の手と称して使ってきたのですから。
(作者:204回目の話ですね。その回では、『グレイヴスラッシャー』がヘドロを巻き込み、ヘドロに負けて破壊された揚句、『グレイヴスラッシャー』を破壊したヘドロがキュリアに向けて反撃しました。つまり、使うと無駄打ちになるだけでなく、さらに敵からの反撃を受けることになるわけです)
 当然、今放たれた『グレイヴスラッシャー』も、ヘドロを大量に巻き込んでいきました。
 しかし、当然でないのはここからです。
 今放たれた『グレイヴスラッシャー』は、大量のヘドロを吸って徐々に巨大化していき、その上きれいな球形を保っています。以前放たれた『グレイヴスラッシャー』と違い、壊れそうな感じは全くありません。
 そのまま『グレイヴスラッシャー』はアテラスのすぐ前に迫りました。アテラスは急いでヘドロの壁を作りました。
(作者:ヘドロの壁を『作った』というより、自然にヘドロの壁が『できた』という方が正しいですけどね。『ベルベンドロウ』はある『法則』を持っている呪文です。アテラスの意思をある程度反映しますが、攻撃や防御はほぼ自動で行ってくれます)
 壁ができたはいいですが、『グレイヴスラッシャー』はそこに何もなかったかのごとく、簡単にヘドロの壁を破壊して進んでいきます。
 そしてついに、アテラスと『グレイヴスラッシャー』との距離が30cmを切ろうとします。
 その時でした。
「ぐあっ!?」
 突然アテラスの腹部を激痛が襲いました。アテラスは自分の腹部を見ると、赤いレーザーが貫通していました。『ブラッディレイ』です。
 そして、今度はアテラスの足元で、黒い風が渦巻き出しました。おそらく、『ブラックトルネード』でしょう。
 今の『ブラッディレイ』のせいか、目の前に迫っていた『グレイヴスラッシャー』は壊れたようです。
(ならばもう目の前を守る必要はない! 今すぐ体全体の防御を!!)
 そうです。速くヘドロを集めないと、キュリアの『ブラックトルネード』を喰らってしまいます。
 しかし、『ベルベンドロウ』が行ったのは、アテラスの防御ではなく、キュリアへの反撃でした。
(作者:先程も言いましたが、ベルベンドロウ』はある『法則』を持っている呪文です。攻撃や防御はほぼ自動で行ってくれますが、アテラスの思い通りに動かないこともあるのです)
「しまっ……」
 時すでにお寿司。『ブラックトルネード』はヘドロに阻まれることなく、アテラスを襲いました。




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