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キュリアと謙次 ひゃくきゅうじゅうよんかいめ!

※この回は月曜更新分です。


キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


 『ジャガーノート』を受けた多くの拷問器具は、塵と化しました。
 しかし、そんな中で、
「うーん、いいね、いいねぇ!」
 ダーパはぼろぼろになりながらも、そんなことを言っているのでした。
「気持ちいいよぉ! さすがマリエルだ! とっても気持ちいいよぉ!!」
 うわっ……コイツのキャラ、キモすぎ。
「じゃあ、さっきの『ジャガーノート』のお礼をしよう。マリエルも気持ち良くなってね!」
「え?」
 瞬間、マリエルは体中に激痛を覚えました。体中です。何か、強い魔法の砲撃でも喰らったかのような痛みでした。
「くっ! この痛み、まさか……」
「そう! そのまさか!! 俺の能力は『自分の痛みを相手に痛感させる』能力! 君が味わっているその気持ちよさは、俺が受けた『ジャガーノート』の痛みだぜぇ!!」
「ぐっ! でも、そんなのただの子供騙し……!?」
 言葉の途中で、マリエルは床に倒れました。実際、マリエルに傷はありません。あるのは偽りの痛みだけです。
 しかし、
「子供騙しぃ? いやいや、違うねぇぇぇええあああ!!」
 うるせぇ。もうちょっとコイツのしゃべり方、安定しないのか?
「マリエルが感じてる痛みは、確かに偽りの痛みだぁ。でもでも? その痛みはマリエルの脳の中で本物の痛みだとして処理されているのだぁ!! だから、もうマリエルは『ジャガーノート』を本当に受けたかのように身動きできない!!」
「な!?」
 驚愕するマリエル。そして、そこに雷の魔法が落ちました。
「ぐああぁぁ!?」
「『ライトニング』。どう? 君は、『ジャガーノート』の気持ちよさだけじゃなく、さらに俺の魔法の痛みも同時に味わうことができるんだ」
 コイツ、SM両方いけるタイプだな。
 マリエルは、普段ならとっくに気絶していてもおかしくないぐらい痛みを感じています。しかし、それで気絶しないのはきっとダーパの能力の『アナザーミーンズ』なのでしょう。
(作者:久々に出ました、『アナザーミーンズ』。これは、個体能力のもう1つの使い方のことです。たとえば、ガイの『体ではじいたものを音速で飛ばす』能力のアナザーミーンズは、『自分の体を音速ではじくことも可能』ということです)
 まあこの場合、もう1つの使い方というよりは、『ただし、この能力で与えた痛みでは相手を気絶させられない』という注釈的なものかもしれませんが。
「さて、じゃあそろそろ俺の魔法でとどめといくかな。とどめというより、一撃必殺か」
 ダーパはそう言って、魔法の準備をします。まさか、このままマリエルは負けてしまうのでしょうか!?




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