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キュリアと謙次 ひゃくろくじゅういっかいめ!

キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


<ゲームのルール(簡易版)>
・100個のスイッチをすべて点灯させたらキュリアの勝ち(死刑を免れる)
・24時間以内に点灯させられなかったら、キュリアの負け(死刑執行)
・スイッチを点灯させられないと思ったら、開始23時間以内に赤いボタンを押す
・赤いボタンを押して、ジャンクが30分以内にすべてのスイッチを点灯させることができたら、キュリアの負け。点灯させることができなかったらキュリアの勝ち。


「一体どうしてくれるの、謙次!!」
 キュリアは謙次の胸倉をつかみ、すごい剣幕で怒鳴りました。
 基本的にキュリアは怒ることがないので、これはこたえます。
「う……、うぅ……」
 もともと豆腐メンタルな謙次は、一瞬うろたえました。しかし、謙次は何かに後ろから迫られたかのような恐怖心を覚えます。
 そう、先ほどもこの恐怖心を感じたので、キュリアを制止したのです。正しく言えば、それは恐怖心ではないかもしれません。ただ、キュリアに赤いボタンを押させてはいけないと、自分の本能に迫られたかのような感覚を謙次は味わったのです。
 そして、今も謙次はその恐怖心に似た感覚に迫られて言うのです。
「俺はこのゲームをクリアする方法を知っているんだ! だから赤いボタンは押してはいけないんだ!!」
「嘘だ!!」
 キュリアは叫びました。(作者:ただし、叫んだ後に背後の木が揺れ、たくさんのカラスがバサバサと飛び立つことはありませんでした。そもそも、木なんてないですけど)
 それに対して、謙次はこう言い返します。
「嘘じゃない!! これが嘘をついている顔に見えるか!?」
 そう、キュリアには分かるのです。相手が嘘をついているかついていないかが。
 謙次は本当にボードのスイッチをすべて点灯させる方法を知っていました。それも知ったのはついさっき、キュリアが赤いボタンを押そうとする直前のことで、恐怖感に似た感覚とともに頭の中に入って来たのでした。
「任せてくれ、キュリア」
 謙次は首をつかまれたまま、苦し紛れに言います。
「俺が1時間以内にこのゲームをクリアして見せる。だから、下ろしてくれ、時間がない」
 キュリアはすぐに謙次を解放しました。
「ご、ごめん。……私」
「い、いいって、……ゼーハーゼーハー、そんなことよりも……!!」
 謙次は苦しさから開放されるや否や、ボードに向かいました。




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好きなゲーム:ぷよぷよ

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