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キュリアと謙次 ひゃくさんじゅうろっかいめ!

キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


「ふんふーん」
 キュリアは楽しそうに雑巾がけしています。
「……よしっ! レベルアップ!」
 謙次も楽しそうにゲームのレベルアップ作業をしています。家主が掃除中なのに、何様なんですかねコイツ。
 と、そんな時のことでした。
 コンコン、とドアをノックする音がしました。
(作者:良い[イー]ノックだ)
 古い!! ネタが古い!!
「ん?」
 この家のドアがノックされることはまずないので、キュリアは気のせいかなと思っていました。
 しかし、
「ごめんください。キュリア様は御在宅でしょうか?」
 家の入口、ドア越しに男性の声が聞こえました。しかも、たいていの人はキュリアをジェノサイドと呼び罵声を浴びさせるはずなのに、訪問者はやたら丁寧な物言いをしています。
「いますよー」
 そうキュリアが返事をすると、
「あなたとお話がしたいと思い、参りました。家に入れていただいてもよろしいですか?」
 訪問者の言葉に、キュリアは驚きました。この家を訪れる者は、たいていキュリアの許可を得ることなく、勝手にドアを開けて入ってきます。今までこの家を訪れた人の中に、こんな丁寧な物言いをする人はいなかったのです。
「あ、どうぞ」
 慣れない状況に戸惑いながらも、キュリアは客人を招き入れました。
 キュリアがドアを開けると、そこにいたのは人間でなく、モンスターでした。
 そのモンスターの体型は人間っぽく、紳士のようなかっこうをしていました。ただ、皮膚の色が紫色で、両目の下、頬の上部あたりに赤い三日月のような模様がありました。
「あ、えーと、シェド……さん?」
 初対面でしたが、そのモンスターは有名人(作者:この時代ではモンスターのことを人と呼んだりするので、有名『人』であってます)なので、キュリアはそのモンスターの名前を知っていたのです。
「先日は我が弟子がご迷惑をおかけしました」
「弟子?」
 シェドの言葉に首をかしげるキュリア。しかしよく見ると、シェドの隣に小さな黒いモンスターがいました。デビルです。
 みなさん覚えているでしょうか? 謙次がこの世界に来たばかりの頃、『存在感を操る』能力を使ってこっそりと謙次に近づき、キュリアは悪魔であるという作り話を聞かせた迷惑なモンスターです。というか、見た目と名前からして、悪魔はお前だろ。
「さあデビル。反省の言葉は?」
 シェドが促すと、デビルは腕を組み、どや顔で、
「よかったじゃねえかキュリア! 謙次に嫌われずに済んで! これは俺のお手柄だな!! ……うぎゃああああ!?」
 デビルに電撃走る!! あ、もちろんシェドの魔法によるリアル電撃です。
「さあデビル。反省の言葉は?」
「謝る! 謝ります!! だから『ライトニングサーキット』だけはやめて!!」
 『ライトニングサーキット』が先ほどのシェドの技みたいです。自分の体からある特定の場所に電撃を行う魔法らしいです。
「ま、まあでもデビルの言う通りだよ。デビルがいなかったらなかなか謙次に本当のことを打ち明けられなかっただろうし」
「キュリアさんがそこまで言うなら、……デビルも『ライトニングサーキット』だけはやめてほしいようですし」
「……ふう、助かっ……」
「おしおきは『メテオバーン』程度にしておきますか」
「だからやめてぇ!! 許してぇ!!」




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