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キュリアと謙次 ひゃくにじゅうきゅうかいめ!

キュリアと謙次のまとめサイトはこちら → http://www.wa.commufa.jp/~ksk/culia.html


 5年後、ガイは老人博士のもとを卒業しました。そこそこ雷魔法が上達したガイは、卒業後すぐ、キュリアを探しに出かけました。
 しかし、ガイはキュリアへのあこがれを持って会いに行こうとしているわけでなく、正義の味方気どりで、キュリアを討ちとろうとしているのです。
 この時、キュリアはまだトランズ島(作者:いまキュリアが住んでる島の名前です)にいません。トランズ島に住み始めたのは40歳からで、それまでキュリアは野宿したり仕事場(作者:依頼を受けてクリアし、報酬をもらうところです)に行ったりして生活をしていました。
 え? 旅をしているんじゃないのかって? 始めのうちはそうしていたんですが、何せ世間の嫌われ者ですから、世界を回っても歓迎されないわけです。
 ガイは人に尋ね、キュリアの居場所を特定することができました。その場所に行き、キュリアを発見したガイは、不意打ちをしかけようとします。
「『サンダービード』!!」
 ガイは手にパチンコ玉を持ち、雷を宿して指で弾きました。その玉は音速でキュリアに向かって飛んでいきます。しかし、キュリアはそれをかわしました。
「何だと!?」
 驚くガイ。それに対してキュリアが言うには、
「命を狙われてる身だからね、アンタがさっきからそこでコソコソしてたのは分かってたよ」
 言って、キュリアは振り向きます。10年前とほとんど変わらない姿です。キュリアちゃん、このとき39歳。
「ん? あれ、ガイじゃん! 久しぶり! 元気にしてた?」
 キュリアは相手がガイだと分かると、急にテンション上げて喜びました。
「あの時の約束通りに、私と戦いに来たの? それとも正義の味方として来たの?」
「後者だ! 俺は人間としてお前を許さない! お前の残虐かつ非人道的な日々は今日で終わりだ!!」
 別にこのときのキュリアは、残虐でも非人道的でもないと思うんですけど。ひょっとしたら、老人博士に洗脳教育されているかもしれませんね。
 これを聞いて、キュリアは心を痛めたでしょうが、顔には出さず冷静に言います。
「終わりにした方がいいんだろうけど、それでも私はまだ生きていたいんだ。悪いけど、精一杯抵抗させてもらうよ!」
 この言葉を合図に、戦闘が開始されました。しかし、当時のガイは現在のガイよりもかなり弱く、キュリアに惨敗してしまいます。
 キュリアはほぼ無傷の状態で、ボロ雑巾と化したガイの近くへ来ました。
 ガイは吐き捨てるように言います。
「くそっ、ちくしょう、……もう好きにしやがれ」
「好きに、……え? どういうこと?」
 きょとんとして言うキュリアに、ガイはいらついた感じで言います。
「殺せよ。俺はお前を殺すつもりで挑んだんだ」
「え!? いや、あきらめちゃだめだよ!! 私は殺せなかったけど、生きてればいつかきっといいことがあるって!!」
 まるで自殺しようとしている人を諭すかのように、キュリアが言いました。
 キュリアの言うことがよく分からないまま、ガイの意識はだんだん薄れて行きました。そしてとうとう……、
(作者:死にましたとさ)
 おいこら! 勝手に殺すな!! 気絶しただけだ!!
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Author:ケーケー
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