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キュリアと謙次 ひゃくじゅうよんかいめ!

ケーケー「今回は謙次のもといた世界とキュリアたちがいる世界の関係についての話だから、みんなワクワクしながら待ってるんだろうなぁ! 明日のアクセス数が楽しみだぁ!」
イノブン「なんでだろう、その発言、イノブンにはフラグに聞こえる」


「……俺の元いた世界と、この世界が、……同じ世界?」
 謙次はフェニックスの言った言葉をほぼそのままにして聞きました。
「そう。同じ世界」
 フェニックスは言います。それに対してキュリアは、
「でもフェニックス、私たちの世界と謙次の元いた世界、いろいろ違うところがあるよ? 謙次の世界には魔法がないし、さっきのアンチフェミの話から思うに、文化も違うはずだよ?」
「まあ、確かにその通りだね。……でもね、僕が行ったことのある『異世界』っていうのは、世界観の違いなんてこんなもんじゃなかったよ」
「『行ったことのある』?」
 謙次はフェニックスに疑問をぶつけます。
「うん。僕は時空系魔法が使えるからね。もちろん、あんな難しい魔法をちゃんと使いこなせるわけじゃないけど……」
 最強感をすごいアピールしてるフェニックスでも、時空系魔法は難しいのか。
「それでも、異世界に行けるぐらいには使えるんだ。それで、異世界に行ってみたんだけど……」
 フェニックスは少し間をおいて、続けます。
「まず、言語が違う」
 フェニックスのこの説明を聞いて、一同は各々『あ、そう言えばそうだね』的な発言を漏らしました。
 フェニックスは続けて言います。
「そこはコミュニケーションが取れない程度で済むからいいんだけど……」
 『程度』? いや、コミュニケーションって、普通に必須なモノじゃない?
「一番困ったのは、物理法則が全然違うってところかな? マシな世界だと、体がどんどん大きくなっていくとか、体がほとんど動かなかったりする程度だけど……」
 フェニックスよ、お前は『程度』の意味をちゃんと理解していないんじゃないか?
「一番ひどかったのはアレかな? その世界に入った部分の体が消える」
「体が消えるって、どういう意味だよ?」
 ガイが尋ねました。ガイ野にもしゃべらせてあげないとかわいそう。
 フェニックスは答えます。
「そのままの意味だよ。たとえばその世界に腕だけ入れたら、腕が消える。もちろん、消えた腕からは、血がどばって出るよ。もちろんそんな世界だから、普通に入ったら全身消えて即死だね。僕は持ち前の反射神経のおかげで、全身入らずに済んだけど」
 その世界に入りかけて、違和感を感じたから、その世界に入る前に戻ることができた、という意味かな?
(作者:そゆこと)
 フェニックスは説明を続けます。
「そういうわけで、おそらく謙次の元いた世界とこの世界は同じ世界だろうってこと。それに、謙次、みんなに教えてあげなよ。謙次の元いた世界では、今謙次が話してる言語、日本語はどこで通じる?」
「え? 日本語だから日本だけだよ? それがどうかしたのか?」
 正確には、日本以外でもごく少数、話せる人はいますが、……それはさておき、今の謙次の発言を聞いて、キュリアたちは驚いています。
「え? ……謙次の世界では、共通語は共通語じゃないの?」
 キュリアが意味不明なことを口走りました。日本語でおk。
「説明しよう!」
 フェニックスさんお願いします。
「僕たちが普段話してる共通語、……その名の通り、この世界のどこででも通じる言葉は、謙次の世界では日本でしか通じないんだ!」
 読者の方々に分かるように言い直すと、われわれのいる世界でいう日本語は、向こうの世界で世界共通語になってるってわけですね。イノブンそこらへん、全然頭になかった。
(作者:読者の中にも、『キュリアとかエジプト出身なのに日本語話してるとかおかしくね?』とか、『世界違うのに言葉通じるわけないじゃん』的なことを思った方がいるかと思いますが、これは設定ミスではなく、すでに伏線だったのです!)
 な、なるほど。……お前、中途半端に細かい設定考えてるんだな。
(作者:中途半端って……、グスン)
「でもさ、フェニックス……」
 謙次は言います。
「そうだとしたら、ここはどこだっていうんだ!? 確かにお前の話を聞いて、俺の元いた世界とこの世界が異世界じゃない気になってきたが……、だとするとここはどこなんだ!?」
 た、確かに。
 謙次のもといた世界には、魔法なんてありませんでした。しかし、この世界には魔法があります。もし、謙次の元いた世界とこの世界が同じだとしたら、今謙次のいるこの世界は、謙次の元いた世界のどこなんでしょう?
 その質問に、フェニックスはもったいぶらず、率直に答えます。
「ここは、……君のいた世界の未来だ」
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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