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キュリアと謙次 はちじゅうさんかいめ!

↓ 更新忘れが怖いので覚えているうちにうpしないと(汗) ↓


 謙次、キュリア、マリエル、シーノの4人はマリエルの家のテーブルの椅子に座って適当な会話をしていました。テーブルの周りではマリエルの引き取っている孤児たちが遊んでいました。孤児の中には幼稚園を卒業したてのような小さい子もいれば、小学校を卒業したかそれとも中学校に入ったばかりかというような子もいました。でもどうやら、孤児たちの中ではシーノが一番年上のようです。
 ふと、謙次は言いました。
「そう言えばマリエルさん、今日はキュリアに挑まないんですか?」
「あ、あのね、……ちょっとこっちへ来なさい謙次君」
 マリエルは席から立って、謙次を席から立たせてキュリアからある程度離れたところまで行って耳打ちしました。
「キュリアは禁句……もちろん言っちゃだめよ、謙次君。その禁句を言わなきゃ本気で戦ってくれないのよ。でもそれを言うと本気で襲いかかってくる上、重傷を負わされるし」
「まあ、確かに。でも、この前はそうと知ってて挑んだんじゃ……」
「それはそうだけど……。えーとね、今日はキュリアに挑みたい気分じゃないのよ。なんというか、重傷を負ってまで戦いたくはないのよね。この前は気分的にキュリアと一戦交えたかったから、あえて禁句を言っただけよ」
 禁句というと、つまり、……『オ』、
(作者:『バ』)
 『サ』
(作者:『ン』ですね。キュリアに重傷を負わせられたくないのであえてセリフを分けました)
「そういうわけ。分かった? それじゃあ戻るわよ」
 マリエルはそう言うとテーブルに戻りました。謙次もマリエルのあとを追うようにして戻ります。
 テーブルに戻ると、孤児のうちの一人とシーノがなにやらもめていました。
「うわーん、シーノのばかー!!」
「あらあら、どうしたの?」
 マリエルが聞くと、キュリアが答えます。
「この子が飛行機を持って走ってたら、シーノにぶつかっちゃって飛行機がつぶれちゃったんだよ」
 もしこの飛行機が紙飛行機でなかったらえらいことですが、安心してください、紙飛行機です。
「いや、だからさ、お前がぶつかったんだろ! 私は悪くないぞ!」
 シーノは反論します。うん、お前は悪くない。
 するとその孤児は、
「うるさい薬物中毒!」
 耳を疑うようなことを言うのでした。
「お、おい! お前今すぐ私に謝れ!!」
 シーノは血相を変えてその子に言いました。本当なのかシーノ?
 その子はまだわめいてますが、シーノはさらに一言、
「私のことじゃない!! お前のために言っているんだ!!」
 ですが時すでに遅し。マリエルはその子の前で目を見開いて立っていました。
 盲目のためいつも目をつむっているマリエルですが、目を見開いて立っていました。
 その瞳は、普通の人間の瞳とは違い、星型の白い線が入っていました。星と言っても☆じゃなくて中に線が入っているやつです。5つ点を取って人筆書きで書ける感じの。
「……ちょっとこっちへきなさい」
 マリエルが言いました。そしてその子は、マリエルに連れられ奥の部屋へと行ってしまいました。何かの理に導かれたのでしょうか。
(作者:いや、『逝ってしまっ』てないから。理に導かれてないから)
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