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キュリアと謙次 ななじゅうななかいめ!

↑ ケーケー「ラッキーセブンですよ! しかも2つですよ! ↑
↓ イノブン「矢印をタイトルに向けるな!! ちゃんと本編のほうに向けろ!! ↓


 キュリアがふさぎこんで半日以上経過しました。食糧庫をあさって1回食事を取りましたが、それっきり何も食べす、眠ることもなく研究所のそばで体操座りしていました。
 そんな時でした。
「やあ、人殺しちゃん。こんなところでふさぎこんで何をやっているのかな?」
 それは少年のような声でした。でも内容がひでぇ。
 キュリアは声がした方を見ると、全身黄色で直立二足歩行をしているモンスターがいました。
 人型ですが、頭でっかちで足は短く、マスコットキャラクターのような丸くにこやかな顔をしていました。顔どころか、全身マスコットキャラみたいな感じに見えます。どこの国のマスコットキャラだこいつは?
「やあ、僕はフェニックス。モンスター王国の国王をやってる。言わなくても分かると思うけど、君よりもずっと強いよ」
 ああ、あいつか。ずっとキュリアの過去編やってたから記憶になかった。
「……私に何か用?」
 キュリアは低い声で尋ねました。フェニックスは明るい声で答えます。
「うん。君を殺しにきたんだ」
 何こいつは明るい声でこんな物騒なことを言っているんだ!? 恐すぎっぞ!?
「この地域では人を殺しても罪に問われないってことは、君も知ってるね? だから、ここで人をたくさん殺したんだと思うんだけど」
「……そうだけど?」
「確かにこの地域では『罪には問われない』。でも君は、この意味をちゃんと理解していなかったみたいだね」
 フェニックスの言ったことに、キュリアは首をかしげます。フェニックスは続けます。
「つまり、この地域では殺されることになってもあーだこうだ騒げないってことさ。要するに、殺人罪にして死刑を執行するのとだいたい同じことができるってわけ。理解した?」
 キュリアは絶句しました。だってそれって、殺人罪に問われるってことと、同じじゃないですか。
「ただ、上の人たちが自分の立場を危ぶんで、なかなか僕を行かせてくれなかったから、思ったより被害は拡大しちゃったけどね。本来なら、君が一つ部族を壊滅させたところで駆けつけれたはずなんだけどなぁ」
 キュリアは何も言葉が浮かびませんでした。キュリアはめちゃくちゃ死にたくないと思っています。本来、そういう人なら『罠だ! これは罠だ!! これは○○の仕組んだバナナ(罠だ)!!』的なことを言って、罪を他の人になすりつけ、自分は死から逃れようとするんでしょうけど、キュリアはクオリア障害でありながら、頭がいいのです。なので、そんなことを言っても無駄だと言うことが分かっていました。そして考えたあげく、口に出した言葉が、
「……死にたくない」
でした。
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