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キュリアと謙次 ろくじゅうにかいめ!

↓ キュリアの過去編って、なんか短くできる回が多いんだよね ↓


 ガチャン!
 これは皿がわれた音でも、二足歩行型戦闘兵器が銃を構えたときの音でもありません。キュリアが奴隷小屋の鍵を開けた音です。
「……ん?」
 この音は大きいので、見張りたちも目を覚ましました。……ってかお前ら見張りなら、夜中に誰か脱走しないか、一人ぐらい起きて見張ってろよ。
 キュリアはエルカと顔を合わせ、それを合図に2人で出口に向かって猛ダッシュしました。
「あ! おい! あいつら脱走してるぞ!!」
「むにゃむにゃ……、え? 脱走? ……脱走だと!?」
 見張りたちは全員さわぎ始めました。しかしすぐにリーダー格の人が、
「待て、どうせあの迷路はくぐり抜けられん。懐中電灯を貸せ、俺が行って捕まえてくる」
 おお、さすがリーダー格。言うことが若干かっこいい。……ってか迷路って何?
 リーダー格の人は続けて言います。
「にしても何で鍵が開いているんだ? お前ら、念のため自分の鍵があるか確認しておけ」
 そう言ってリーダーはキュリアたちを追って行きました。
 自分の鍵があることを確認した見張りたちは、
「……まあ、あるわな」
「取られたら普通気付くと思うし」
 ただ、見張りの中で一人だけ、顔を真っ青にしてずっと鍵があるかどうか探し続けている人がいました。
 その人は、本日、キュリアを鞭打った見張りの人でした。
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Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
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