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キュリアと謙次 ごじゅうきゅうかいめ!

↓ もう胃カメラなんか一生やりたくない ↓


 この日もキュリアは夕食後に脱走を試み、捕まりました。
 見張りは鞭を打ちながら、弱々しい声でキュリアに言います。
「なあ、もういい加減、脱走できないのは分かったろ? 頼むからこんなことはもうやめてくれよ。……俺たちは子どもが好きだから見張りになったんだ。だから、本当はお前たちみたいな子どもに鞭を振るいたくなんかないんだ」
「じゃあ無理に鞭を振るわなくていいよ」
 キュリアは言いました。見張りは反論します。
「振るわなくていいなら振るってないさ。だが、上からの命令で、脱走だけはこうせざるを得ないんだよ」
 へえ。でもどうして脱走だけなんだろ?
(作者:それは僕の方から言いましょう)
 お前、よく出てくるな。
(作者:むしろ作者が出ない小説の方が少ないだろ?)
 まあ、地の文として作者が出てくるものが多いのは事実だが、なんでだろう、お前は出てきてはいけない存在なのに出てきているような気がする。
(作者:そんなの気のせい。イノブンがそう思うのは、お前が地の文をやっているからだろう)
 そうか?
(作者:そうそう。まあそれはさておき、なぜ脱走だけがいけないのかを説明しましょう)
 おう。
(作者:まず、この国の国民は、あまり教育を受けていませんが、どうしてでしょうか?)
 え? それは国に対して反抗したりしたら貴族が困るからだろ?
(作者:そのとおり。このようにこの国は、国民が国への対抗心を持たないようにさまざまな工夫をしているわけです)
 まあ、国民が反抗したら、この国のシステムは成り立たなくなるみたいだしな。……イノブンもあまりよくわかっていないけど。
(作者:ここでクエスチョン。脱走は国に対する反抗である。○か×か)
 なるほど、そういうことか。国に対する反抗の一種だから、脱走は簡単に許されないのか!
(作者:……できればクエスチョンに答えてほしかった)
 できなかったからしょうがない。ともかく、そういうことだろ?
(作者:まあね。奴隷小屋からの脱走は、明らかにこの国への反抗ですから)
 ちなみに、作者の説明に納得のいかない方はコメント欄までどうぞ。でも、どうせこの作者のことだから、論理に穴の1つや2つあってもおかしくはないんですけどね。
(作者:おいこらイノブン!)
 なんだ? イノブンが何か間違ったことでも言ったか?
(作者:ああ。僕の論理の穴が1つや2つで済むはずがない!!)
 それを自分で言うか!?
(作者:とまあそういうわけですので、本編をお楽しみください)
 無理やり戻したな、まあいい。
 鞭打ちの刑を受けたキュリアは、とぼとぼと奴隷小屋に戻って行きました。
 ただよ~く見ると、このときのキュリア、なんか嬉しそう。
 またよ~く耳をすませると、キュリアから、チャリン、チャリンという小さな金属音が聞こえます。
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趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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