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キュリアと謙次 ごじゅうろっかいめ!

↓ 今回は短めです ↓


 晩ご飯の時間です。晩ご飯のメニューはどんな感じかと言われましても、普通の子どもが食べるような晩ご飯を想像してください。言うまでもないと思いますが、実際の奴隷の身分の人が食べるような粗末なスープとかじゃないです。おいしいコーンスープはありますが。
 みんなで手を合わせて、ごちそうさまを言ったその時でした。
 キュリアが椅子からすぐに立って、出口っぽいところに猛ダッシュし始めました。それを見て見張りたちはあわててキュリアを追いかけます。
 まあ、このころのキュリアは全然強くないんで、大人が全力出して追いかけたら、当然つかまってしまいます。
(作者:しかし、なんとキュリアは、そんな絶望的な状況にもかかわらず、見張りたちを振り切って、運良く逃げることが……!!)
 できませんでした。当たり前です。
(作者:ですよねー)
「おいこら新入り、脱走なんかしたらダメだろ」
 キュリアを捕まえた見張りはおだやかに言います。
「お前は入ったばっかだから許してやるが、ここから逃げ出そうとするとロクなことにならないぞ。さっき牢屋の中に泣いてる奴いただろ? あいつは脱走しようとして、鞭で打たれて泣いていたんだぞ? 鞭は痛いぞ~、おしりぺんぺんの何倍も痛いぞ~」
 うん、こいつ見張りに向いてなくね? イノブン聞いてて、子どもの世話するのが得意そうな人にしか思えない。
 しかし、キュリアは言い返します。
「それはさっきみた。だから鞭打って」
「……は?」
「そうなること知ってる。だから打てよ」
 キュリアは無表情で言います。
 見張りの人は困惑します。すると、キュリアを捕まえた見張りよりも偉そうな見張りが出てきて言いました。
「面白いじゃないか。……いいだろう、そこまで言うなら鞭打ちだ。もう脱走しようなどどは考えられなくなるぞ?」
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Author:ケーケー
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