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キュリアと謙次 ごじゅうにかいめ!

 今日は一日中休みでしたが、昨日の夜から体調を崩して、せっかくの休みをベッドの上ですごすことになるとは……、そして何よりも悲しかったのが……
↓ イカ娘見逃した ↓


「……謙次」
 キュリアが申し訳なさそうに言います。
「……その、ごめんね」
 それに対し謙次は、
「謝るのは俺も方だよ。……悪かった。その、お前が俺を殺そうとしているものだと疑って」
 とぎこちなく言うのでした。
 しかし、キュリアは、
「いや、それはどうでもいいんだけど、……まあ、謙次にそう思わせるような発言をした私が悪いんだろうけど」
 まあ、あんな『冗談』なんか言わなければ、謙次もここまで疑心暗鬼にならずにすんだでしょうしね。
「それよりも、ごめんね。……私が『ジェノサイド』だということを隠していて」
 そういえば、そんな設定でしたね。えーと確か、キュリアは100人程度、人を殺したとか。
「やっぱり、あれは本当なのか?」
「うん。……30年前、私がバルカン半島で実際にやったことだよ」
 30年前、というとキュリアが14歳のころか。若いな。
「それと、そのさらに2年前、私は自分の師匠4人も殺しているんだ」
 キュリア12歳、ってコイツ、どんだけ人を殺してるんだよ!? 凶悪殺人犯じゃないか!?
「でもキュリア、一体なんでそんなことを……」
 おま、謙次!! そんなことを聞くべきじゃないだろう!? キュリアは悪い人じゃなさそうだし、何か複雑な事情があるんだよ!!
 キュリアは答えます。
「なんで……か。いや、これといって理由はないよ」
「……え?」
 なんですと!?
「ただ、……エキサイティングだったから、なんだよね」
「な……!?」
 謙次は青ざめます。だって、目の前に元殺人狂がいると知ったら、そりゃあ誰だって、ねえ。
「ねえ、謙次」
「……何だ、キュリア?」
「謙次が私と初めて会ったとき、私はこの世界の有名人だって、そう教えたよね?」
 言いました。この話の最初らへんです。
「確かに私は有名人なんだけど、悪い方の有名人なんだ。だから、私はこの世界の人にはかなり嫌われてるんだよ」
「でもキュリア、お前には仲間がいるじゃないか!? マリエルさんとか、シーノとか、ガイさんとか、フェニックスとか、デビルとか!!」
 フェニックスやデビルはともかく、他の3人はもう忘れている方もいると思うので、一応説明しておきますね。
マリエル:盲目の女性。孤児院を運営。21歳
シーノ:マリエルが管理する孤児の一人。14歳の少女
ガイ:音速で物を弾く能力をもつ、雷の魔法を使う男性。21歳
 あと、この話の登場人物には、赤髪のおっさんというのがいますが、明らかな敵意を持ってキュリアを襲ってきたので、確実に仲間じゃないです。
 キュリアは答えます。
「うん、デビル以外は確かに仲間だよ。……デビルは初対面だったんだけど」
「え?」
「デビルは、いたずら好きで有名なモンスターだよ。この世界のあちこちでいたずらしているんだ。名前は耳にしていたんだけど、まさか私たちが被害に遭うとはね」
 キュリアは続けて言います。
「確かに謙次の言う通り、私には仲間がいる。だけど、私の仲間はその3人だけだよ」
 仲間すくねー!! ってかこの話、主人公も主人公だが、ヒロインもヒロインじゃねえか!? 主人公は性格があまり良くない上に大バカ者で、ヒロインは元殺人狂って!!
(作者:まあまあ、主人公やヒロインが、いつもいいやつばかりだと思うなってことさ)
 悪い奴すぎるだろ!!
「それじゃあ謙次、家に帰ろっか」
 キュリアが言います。謙次も、
「ああ」
 と言って歩き出します。しかしその足取りは、なんかすごく重そうでした。
 キュリアは、
「ごめんね、謙次」
 苦笑いをして、言いました。
「私と一緒に居たくないのは分かるけど、もう暗くなってきたし、明日まで待ってね。……なるべく早く、謙次を引き取ってくれるところを探すから」
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ケーケー

Author:ケーケー
趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
好きなゲーム:ぷよぷよ

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