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キュリアと謙次 ごじゅういっかいめ!

↓ 疲れた上に時間がないから即席で作った。まさか帰宅時間が10:30になるとは…… ↓


 謙次がフェニックスと会話をしていると、キュリアがビクンと動きました。
 気がついたか、と思って謙次はキュリアの方を見ました。そこには、まさに今、フェニックスの首にキバを差し込もうとしているキュリアの姿がありました。
「フェニックス、……誰がオバサンだって?」
 キュリアのキバが、フェニックスの首に思い切り差し込まれました。しかし、フェニックスはそれを気にも止めませんでした。
「な!? フェニックス、お前、痛くないのかよ!?」
 謙次は驚きながら言いました。首から血が大量に吸われていることがはっきりと分かるような、ジュルジュルという音が聞こえてきます。うわ、聞いてるだけで寒気がしてくる。
「いやまあ、痛いんだけど、放っておけばすぐに離れてくれるだろうし」
 フェニックスがそう言うやいなや、キュリアはフェニックスから離れました。
「ほら、ね?」
「本当だ、……でもどうして?」
 キュリアは禁句を言われてマジギレしているはずなのに、どうしてキュリアはフェニックスから離れたのでしょう?
「だって、吸う血がなくなったら、キュリアも吸えないでしょ?」
 全身真っ青になったフェニックスが言いました。うわ、ややグロい。
「だけどまあ、このままだとさすがの僕でも2時間程度しか生きられないから、リヴィルで回復させてもらうよ」
 そう言ってフェニックスは全回復呪文『リヴィル』を自分に使いました。ってか、逆に2時間も生きられるのかよ!?
「まあ、キュリアがいるなら謙次も家まで帰れるだろうし、僕はそろそろ帰るね」
 フェニックスが言った瞬間、フェニックスの背中に巨大な羽が生えました。
「あ、そうだ、謙次」
 フェニックスは言います。
「君が『この世界』に来たことについてだけど、それほど深刻に考えなくてもいいかもしれないよ。……少なくとも、君の命が危ないなんてことはないと、僕は思うね。それじゃあ、またね」
 そう言い残して、フェニックスは飛び立ちました。
「え!? それってどういう……」
 謙次はすぐさま訊き直しましたが、フェニックスは謙次が訊くのを待たずに飛び立ってしまいました。
 フェニックスは一人で海の上を飛んでいます。周りに誰もいないその状況下で、フェニックスはこうつぶやきました。
「謙次、君は自分が異世界からやってきたと言っていたが、……はたして、本当にそうなのかな?」
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趣味:自作小説執筆、プログラミング、電子工作
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